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秩父のドッグランで「わん’sフェス」 ハンドメード作家を中心に初開催

「わん’s広場」店主の山越さんと「Handmade shop Belle」の中田さん、看板犬の健

「わん’s広場」店主の山越さんと「Handmade shop Belle」の中田さん、看板犬の健

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 愛犬と飼い主のためのイベント「わん’sフェス」が4月20日・21日、ドッグラン「わん’s広場」(秩父市久那)で行われる。同施設は埼玉県道72号秩父荒川線沿い、秩父市立久那小学校から徒歩4分ほどの場所にあり、同イベントの開催は初めて。

「Handmade shop Belle」では好みの色のパラコードを使って首輪やリードなどの制作をしてもらえる

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 同施設は2022年7月に開業した、カフェを併設するドッグラン。犬が走って遊べる屋内外のドッグランを合わせると2600平方メートルの広さがあり、ドッグランエリアは屋内外共に、大型犬・小型犬のサイズに分けて利用できる。

 小鹿野町在住で「Handmade shop Belle(ハンドメードショップベル=以下、ベル)」を営む中田洋江さんが中心となって行う同イベント。中田さんは5年ほど前、パラコードと呼ばれるパラシュートに使われる細いロープを使ったハンドメード製品を作り始めた。パラコードは耐久性が強い上に軽く、乾きやすいという特徴からアウトドアなどでも使われている。「3人の子どもがバスケットボール部で頑張っていて、毎週のように子どもたちの試合を応援しに行く生活を送っていた。末っ子の長男が高校3年で卒業する際、『これから私は何を楽しみに過ごせばいいのだろう』と考え、飼い犬の首輪をオリジナルで編み始めた」と中田さんは振り返る。

 保険代理店で働きながら週末の趣味として始めたが、作品が増えて周囲から「ハンドメードサイトなどで販売しては」と勧められ、2020年4月、ベルを開業。現在は副業として、業務後や週末に製品作りやイベント出店などを行っている。

 「わん’sフェス」開催のきっかけは、県内を拠点に犬や猫のおやつを中心としたペットグッズを販売している「ペットショップ ココモカ」の池澤久夫さんが「わん’s広場」店主の山越道子さんにイベント開催を持ちかけたこと。イベント出店などで付き合いのある中田さんが秩父に住んでいるため、「私がイベントをサポートするので、中田さんが中心になってイベントに挑戦してみては」と池澤さんが提案した。

 山越さんは「来場者がみんな楽しく過ごせたら。当日は飼い主が声をかけて愛犬を近くに呼ぶ『おいでおいでゲーム』なども予定している。いつもと違う環境でゲームをしたり、犬や飼い主同士の交流の場になったりすれば」と呼びかける

 当日は、室内ドッグランの半分を出店スペースとして、犬のおやつや、鹿やイノシシなどのジビエを使ったドッグフード、犬の洋服や首輪などのファッショングッズの販売などを予定する。施設前の駐車場へはクレープやたこ焼きなどのキッチンカー、ペットの似顔絵やアニマルコミュニケーターの出店も予定。約10店が出店を予定する。

 開催時間は10時~16時。当日はドッグランやカフェも利用可能。ドッグランの利用料は1頭1,000円。

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