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小鹿野町ふるさと納税に新返礼品 秩父ワインだるでコーヒー豆を熟成

(真ん中)森町長、(左から)福田健吾さん、歩惟さん

(真ん中)森町長、(左から)福田健吾さん、歩惟さん

 地域商社「おがの」が6月4日、小鹿野町のワイナリー「秩父ワイン」(以上、小鹿野町両神薄)の醸造に使われたオークだるで熟成させた「ワインバレルエイジドコーヒー」が、同町のふるさと納税の新返礼品に登録されたことを同町定例記者会見で発表した。

商品開発のきっかけになった駒井さんから、記者会見で発表を行った

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 同商品は、秩父市のコーヒースタンド「ちちぶコーヒー Roast & Research(ロースト・アンド・リサーチ)」(秩父市熊木町)が開発・製造を担当。昨年10月に一般発売した商品の第2弾に当たる。同店の商品がふるさと納税の返礼品に登録されるのは初めて。

 開発のきっかけは、地域活性化起業人として武蔵野銀行から同町に派遣されている駒井理さんが展示用のワインだるを譲り受けたことだった。同行秩父支店を通じてちちぶコーヒーを紹介され共同開発に至った。駒井さんは「ワイン醸造後のたるをバレルエイジドコーヒーに再利用できると知り、商品化を思い立った。銀行のネットワークを使い、地元の企業と事業者を結びつけることで、地域の魅力が詰まった商品を形にできた」と振り返る。

 商品は、秩父ワインの自社畑「唐沢(KARASAWA)」で収穫した赤ワイン「メルロ」のたるを使用。エルサルバドル産の生豆をたるに入れて毎日攪拌(かくはん)しながら1カ月以上熟成させ、中いりに焙煎(ばいせん)した。熟成具合や香りは、国際コーヒー鑑定士や水のソムリエなどの資格を持つ同店の福田歩惟(あい)さんが見極めた。

 歩惟さんは「第1弾の赤ブドウのタンニン感やチェリーのようなフルーツ感をベースに残しつつ、同じたるを続けて使ったことで、今回はアプリコットのような酸味や爽やかさも楽しめる仕上がりになった」とし、店主の福田健吾さんは「小鹿野町のふるさと納税の返礼品に採用してもらいありがたい。今後は店がある秩父市のふるさと納税にも登録できるよう準備を進めたい」と、それぞれ話す。

 同商品は店頭とECサイトでも販売している。返礼品は、コーヒーバッグ5袋(寄付金額9,000円)、10袋(同1万8,000円)、コーヒーバッグ5袋と小鹿野の名水「毘沙門水(500ミリリットル)」2本のセット(同1万1,000円)の3種類を用意する。

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