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長瀞・船玉まつりに向けAI案内を公開 「とろにゃん」スマホ対応

長瀞町公式マスコットキャラクター「とろにゃん」のAI観光案内

長瀞町公式マスコットキャラクター「とろにゃん」のAI観光案内

 長瀞岩畳周辺で8月15日に開催される「長瀞船玉まつり」に先駆け、長瀞町公式マスコットキャラクター「とろにゃん」のAI観光案内が来場者のスマートフォンで利用できるよう、同町が公式ウェブサイトで公開を始めた。長瀞町と一般社団法人「長瀞町観光協会」、JetB(東京都新宿区)の3者が共同で企画した。

長瀞船玉まつり(長瀞町観光協会提供)

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 長瀞船玉まつりは、明治末期に船頭が水神を祭り、水上安全と水難供養を行ったのが起源とされる。当日は17時10分からちょうちんを付けた2隻の万灯船(まんとうせん)が秩父屋台ばやしの演奏とともに瀞(とろ=流れが穏やかな場所)を緩やかに上下し、18時から宝登山神社の神職による祭典(水上安全修ばつ祭)を行い、18時20分から灯籠を流す。19時15分からは対岸の岩上から仕掛け花火やスターマインを打ち上げ、20時45分まで祭りを盛り上げる。

 例年、同祭には町人口(7月1日現在で6147人)の約11.4倍に当たる約7万人が訪れる。短時間に多くの来場者が集中するため、時間帯によって観光案内所への問い合わせや混雑が集中することが課題となっている。

 同町では3月から町役場や長瀞駅前観光案内所に「とろにゃん」のAI観光案内端末を設置しており、観光案内所では月約500件の利用がある。同町は今回、祭りの詳細や地域の歴史情報をAIに新たに追加学習させるとともに、端末の設置場所に立ち寄ることなく手元で案内を受けられるよう、専用URLを同町の公式ウェブサイトで事前公開した。

 当日会場周辺で配布するプログラム表のQRコードからもアクセスでき、来場者自身のスマートフォンで直接利用できる。日本語を含む15言語に対応し、祭りの由来やスケジュール、交通規制、駐車場のほか、アニメの聖地情報なども案内する。

 同町企画財政課の村田直紀さんは「祭り当日は一年で最も多くの人が長瀞を訪れる。問い合わせに即応できる仕組みを整えることで、職員の負担軽減と観光客の利便性向上につなげたい。観光のお客さまが、より長瀞観光を楽しめるようになれば」と話す。

 システム構築を担当したJetBの杉浦康樹さんは「混雑する中で案内所のサイネージまで移動せず、手元で案内を受けられる利便性を提供したい。トイレや交通など、誰かに聞きたいと思うことをとろにゃんに気軽に質問して祭りを楽しんでもらえれば。自身のスマホの中に『AIとろにゃん』が登場する面白さや楽しさを感じてもらい、花火大会の思い出と共に持ち帰っていただけたら」と利用を呼びかける。

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