横瀬町のスキンケアブランド「UT Nature(ユーティー ネイチャー)」が8月10日、保湿化粧水をリニューアルした。同商品は10月から、地場産品基準をクリアした横瀬町のふるさと納税返礼品としての取り扱いも始まる。
ブランド設立3年目を機にリニューアルした同商品。ふるさと納税返礼品における「主要成分の50%以上が町内産」という登録基準を満たすための背景もあった。従来は約15%だった横瀬産のユズや緑茶、蜂蜜などの配合率を、秩父山水と合わせて「50%以上」へと引き上げた。付け心地や香りはそのままに、容器は変更せず新ラベルで対応する。今冬にはクレンジング洗顔料の新商品投入も予定している。
同ブランドは、自然農や食、農業体験を通じて体を整える新事業で、横瀬町の「起業支援型よこらぼ」第1号事業にも採択された。現在は代表の黒木咲希さん自身がミントやカモミール、レモングラスなどのハーブや野菜を無農薬で種から栽培している。
収穫したハーブを商品化するため、食品衛生管理者の資格を取得し、食品の衛生管理手法であるHACCP(ハサップ)にも対応した。自家製ハーブティーとして10月3日のイベント「キッズフェス」で初売りする。一棟貸し切り宿「Villa Brave(ヴィラブレイブ)」(秩父市栃谷)などと連携し、宿泊客向けの朝摘みハーブの蒸留体験や野菜の収穫ワークショップなど、体験型のアクティビティも始めている。
黒木さんは「農業という一次産業だけでなく、二次産業としての商品化を少しずつ進めている。化粧品による外からのケアと、食べ物による内からのケアを組み合わせた提案をしていきたい」と話す。
価格は2,970円(内容量120ミリリットル)。「駅前食堂」「武甲温泉」(以上横瀬)、「道の駅あしがくぼ」(芦ヶ久保)、「じばさん商店」(秩父市宮側町)、「西武秩父駅前温泉 祭りの湯」(野坂町)、「秩父表参道Lab.」(番場町)、「農園ホテル」(大宮)、「やぐら太鼓」(山田)、「みなのや」(皆野町皆野)、「須崎旅館」(小鹿野町小鹿野)で取り扱う。