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秩父経済新聞が創刊1周年 これからも「まちの記録係」に

秩父のシンボル的な存在の武甲山

秩父のシンボル的な存在の武甲山

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 秩父経済新聞が6月1日で1周年を迎えた。

雲海に包まれる、雪景色の武甲山

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 秩父経済新聞は2021年、秩父郡を拠点として空き家活用・遊休耕作地活用・山林活用事業とメディア運営事業や空間コンサルティングなどを手がける「よこぜカンパニー」が開設し運営している。

 秩父地域在住のライターを中心に取材執筆活動を行い、秩父地域の「ハッピーニュース」を取り扱う。編集長の星野邦敏さんは「1年目は平日1本の記事を目標に約300本の記事を公開することができた。秩父地域は人口減少フェーズにあるが、その中だからこそ街の中の活動が見えてくるところもある。地域のプレーヤーと接点を持てた初年度になれたと思う」と振り返る。

 副編集長の伊藤美裕紀さんは「取材をする、という立場で地域と関わることで、今まで知らなかったことに触れられるのが楽しい。秩父は『大した事じゃない』と謙遜する方が多い印象だが、私から見るとすてきなニュースがたくさんある。これからも地域の情報発信をしていけたら」と意気込む。

 「秩父周辺地域で、こういう店ができた、こういうイベントがあるという情報を取材して発信することで、その記事を読んだ人が行ってみよう、自分でもやってみようと人が動くことから地域活性につながれば。これからも『まちの記録係』になれれば」と星野さんは2年目の抱負を話す。

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