横瀬町の官民連携プラットフォーム「よこらぼ」の10周年記念イベントが11月21日、横瀬町町民会館(横瀬町横瀬)で行われる。これに合わせ、町内での起業や若者のアイデア提案を募るビジネスコンテストを企画し、現在参加を受け付けている。
これまでの関連イベント「よこらぼ大会議」などでは、採択事業者の活動報告や関係者のパネルディスカッションを中心に展開してきた。10周年を迎える今回は振り返りにとどまらず、町の課題である「産業づくり・雇用づくり」を一歩進めるため、起業やアイデアの具体化を後押しするビジネスコンテストを組み込んだ。
コンテストは2部門で展開。「一般部門(起業支援型)」は、町内での創業を目指す人に加え、秩父地域内外から横瀬町をフィールドに新規事業を検討する人を対象とする。最優秀賞に賞金50万円を贈る、または町内事業所の家賃1年分を補助する。「U-23部門」は23歳以下を対象に、秩父地域の課題解決や地域資源を生かしたビジネスアイデアを募り、最優秀賞に賞金5万円を贈る。必ずしも事業化を前提とせず、学生がビジネスを通じて地域を見つめ直すきっかけや、考える経験づくりの意味合いも持つ。応募締め切りは10月4日。
2016(平成28)年9月に発足した「よこらぼ」は、これまでに170件を超えるプロジェクトを採択してきた。事業発足と同年に入庁した、まち経営課の小俣裕哉さんは「役場職員になる前と後で、いい意味で公務員のイメージが大きく変わった。よこらぼをはじめとした新しいことへのチャレンジは大変さもあるが、それ以上にやりがいも大きい」と振り返る。町外からも多様な人が地域に溶け込むようになり、組織と町に少しずつ変化が起きているという。
当日のイベントでは、コンテスト応募作から絞り込んだ3件程度を公開審査するほか、秩父地域1市4町の首長を招いたトークセッションや歴代採択者の交流イベントも行う。小俣さんは「よこらぼは地域外からの問い合わせも多い。外からの評価を受けることで、普段住んでいる住民や私たち職員が町の前向きな変化を再認識できている。次の10年に向けて、若い世代との関わりや起業のきっかけをつくり、横瀬だけでなく秩父地域全体のこれからを考える場にできれば」と話す。
開催時間は13時~17時40分。参加無料。入退室自由。