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寄居町で「時を超えて楽しむ」展 古い着物や家具に新しい命を

着物生地で作ったリボンやリース、針箱セット

着物生地で作ったリボンやリース、針箱セット

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 着物のリメーク作品やトールペイントした家具などを展示する「時を超えて楽しむ~クリエイティブリメイク術~」が3月6日から、寄居駅南口駅前拠点「Yotteco(ヨッテコ)」(寄居町寄居)で開催される。

ヒンデローペンを施した踏み台

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 同展は服の仕立てや直し、着物や洋服をリメークする「街のお針子箱 アトリエRIKA」(寄居)の加藤ひろみさんと、オランダ北部のヒンデローペン村で生まれた技法「ヒンデローペン」を使った伝統工芸品の教室を町内で開いている内田美香さんが企画した。「古い着物や使い古しの家具も、手を加えることで楽しめることや、物を大切にする気持ちに気づいてもらえたら」との思いを込めるという。

 加藤さんは、40年ほど前から友人から譲り受けたり、購入したりした着物の生地を使い、オリジナルブランドの履きやすいパンツ「もんぺこ」などを作っている。会場には「もんぺこ」や着物生地で作った洋服、リボンやリース、針箱セットなどを展示する。

 ヒンデローペンは、木製の家具や小物に、赤や紺や緑などで彩色した下地の上に、花や鳥などを描く。内田さんは菓子の空き箱や使い込んだまな板、踏み台、茶箱などにアクリル絵の具で彩色した作品を展示する。

 期間中にワークショップも開く。7日・10日の10時30分~11時30分にヒンデローペンの実演を行い、13時~14時30分にはヒンデローペン特有のデザインを描いた「しおり作り」を行う。8日11時からは「絹布でシルクアート作り」、9日11時からは「絹布でくるみボタン作り」を行う。いずれも当日参加可能で、無料。

 開催時間は10時~18時(6日は12時~、10日は16時まで)。入場無料。今月10日まで。

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