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「大相撲秩父場所」3年ぶりに開催へ 雷親方や元剣武・宮本さんら会見

5月29日、大相撲秩父場所関係者が会見を行った

5月29日、大相撲秩父場所関係者が会見を行った

 大相撲の秋巡業「大相撲秩父場所」が10月に開催されることが決まり、秩父市役所で5月29日、関係者が会見で発表した。会見には清野和彦市長のほか、雷部屋の雷親方(元小結・垣添)、実行委員会の早瀬智一委員長、小鹿野町で宿泊施設を経営する元力士の宮本一輝さんも席を並べた。秩父市での大相撲巡業開催は3年ぶりとなる。

(右から)清野市長、雷親方

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 会見に同席した宮本さんは2001(平成13)年に初土俵を踏み、前頭「剣武輝希」として活躍した元力士。2012(平成24)年の引退後は小鹿野町長留で「宮本荘グループ」の12代目当主として宿泊業を継ぎ、力士としての経験を生かした観光事業を展開して施設の魅力を高めてきた。雷親方とは現役時代に同じ部屋に所属していた縁がある。

 巡業の開催日は10月9日で、会場は秩父市文化体育センター(秩父市大野原)。当日は9時に開場し、14時30分ごろの弓取式と打出しまで多彩なプログラムを組む。開場と同時に、本場所では見られない力士たちの公開稽古を見学できるほか、9時から10時まではチケット所有者であれば誰でも参加できる握手会を行う。幕下以下の取組、初切、相撲甚句、太鼓打分実演などを経て、13時ごろから幕内や横綱の土俵入り、幕内取組を繰り広げる。

 今回の巡業には、9月場所の番付に基づく横綱や大関をはじめ、幕内力士や関取ら総勢約200人が参加を予定する。開催の約1週間前からは先発親方や行司、呼出が現地に入って準備を進める。会場の土俵は、両国国技館の本場所でも使われている埼玉県川越産の土を仕入れ、呼出が開催前日に一日で築成する。当日は秩父地域ならではの食事を提供するフードブースの出店も調整しており、来場者だけでなく遠征する力士たちも地元の味を楽しめる空間を目指すという。

 雷親方は「秩父から両国国技館までは足を運びづらいお年寄りの方々をはじめ、地元の人々に相撲を身近に感じてほしい。巡業は力士の熱い稽古を間近で見られるのが醍醐味(だいごみ)であり、一日を通して楽しんでもらいたい。最近は平日でも満員になることが多く、ありがたく感じている」と話す。早瀬委員長は「近年は遠方から各地の巡業へ来場する人も増えている。秩父場所の観戦と同時に、秩父地域の食事や観光も合わせて楽しむきっかけにしてほしい」と来場を呼びかける。

 座席数は約2400席を予定する。一日限りのチケット先行販売は7月12日、矢尾百貨店(上町)5階トラベルサロンで行う。当日は9時から先着500人に入場整理券を配布した上で10時~16時に販売する。7月18日から秩父市文化体育センターや矢尾百貨店のほか、JAちちぶ、各プレイガイドなどで一般販売を始める。

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