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横瀬川上空に180旒のこいのぼり 修復しながら大切に掲揚

風にたなびくこいのぼり

風にたなびくこいのぼり

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 約180旒のこいのぼりを横瀬川に渡したワイヤーロープに揚げて展示する「横瀬 鯉(こい)のぼり祭り」が現在、行われている。西武秩父線「横瀬駅」から徒歩10分ほどの場所にある「秩父湯元武甲温泉」(横瀬町横瀬、TEL 0494-25-5151)の駐車場付近の横瀬川上空で見られる。

武甲温泉を経営するやまみずの若林社長

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 「横瀬 鯉のぼり祭り」は2001(平成13)年に始まった。武甲温泉を経営するやまみずの若林定之社長は「コロナ禍で2020年だけは『鯉のぼり祭り』を中止したが、それ以外は続けてこられた。東日本大震災の年には『がんばれ東北』というメッセージを一緒に掲げたこともある」と話す。

 掲げているこいのぼりの中には、地元住民から寄付されたものも多く、子どもが大きくなって不要になったものなどを譲り受けたものもあるという。「こいのぼりをよく見ると、色あせているものや破れているものもある。寄付していただいたものなので簡単には捨てられない。風が吹いてワイヤーに絡まってしまうこともあるので定期的にクレーンに乗って直し、破損したものは修復して大切に飾らせてもらっている」と若林社長は話す。

 無料の臨時駐車場(武甲キャンプ場)あり、観覧無料。開催期間中の土曜・日曜・ゴールデンウイークは横瀬駅より無料送迎バスも運行する。5月7日まで。

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