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秩父のカレー店にテーマ曲「それいけ!みぃちゃん」 三上隼さんがCD化

「ほんとのインド料理とカレーの店・ズベールおじさんのインドカレー」店主のみぃちゃんと、シンガー・ソングライター三上隼さん

「ほんとのインド料理とカレーの店・ズベールおじさんのインドカレー」店主のみぃちゃんと、シンガー・ソングライター三上隼さん

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 シンガー・ソングライター三上隼さんが9月13日、秩父のカレー店のテーマソング「それいけ!みぃちゃん」を発売した。みぃちゃんは「ほんとのインド料理とカレーの店・ズベールおじさんのインドカレー」(秩父市寺尾)店主の黒澤みどりさんの愛称。

この日のみぃちゃんは暖色の鯉のぼりをまとっていた

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 三上さんは秩父市荒川出身。今までにライブを中心とした音楽活動のほか、秩父の企業や祭り、店のイメージソングなどを手がけてきた。現在は秩父だけでなく埼玉県内を中心に活動の場を広げている。

 昨年6月、同店20周年のパーティーが開かれた際に三上さんがゲストとして参加。自身の曲や秩父地域のイメージソングを歌い、みぃちゃんから「この店の応援ソングも作ってもらえたら」と声がかかった。

 三上さんは「みいちゃんが個性の塊なので、曲が負けてしまわないように楽曲制作に時間がかかり、苦労をした。『それいけ!みぃちゃん』というワードを思いついてからは、みぃちゃんの温かく、親しみやすい人柄が伝わるように曲もキャッチーで明るい曲調に仕上げたいという思いで書き上げた」と振り返る。「みぃちゃんがSNSに投稿している替え歌や、テレビなどのメディア出演時のポジティブな発言などもちりばめて歌詞を考えていった。作詞は僕だけでなく、みぃちゃんと合作したような感じ」とも。

 6月に行われた同店21周年パーティーで、三上さんがサプライズとして曲を披露。みぃちゃんは「うれしくて、聴いていて鳥肌が立った。お客さまもとても喜んでくれて、とてもいい曲だからCDとして販売したいと三上くんに相談した」と話す。

 CD化に当たり、三上さんの弾き語りに合わせてみぃちゃんの「合いの手」も収録。ジャケットのために、那須で象の背中に乗って撮影もした。「秩父のシンボルである武甲山やよく着ている衣装のこいのぼりをキーデザインにすることも考えたが、象のコスプレ姿で象に乗ればいいかなと思いついた。30分くらい象に乗っていたら心が打ち解けたのか、象が鼻を振り上げてくれていい写真が撮れた」、三上さんは「ジャケットはみぃちゃんにお任せした。思いもしない角度からデザインが仕上がって流石と感動した」と、それぞれ話す。

 10月5日には同店でリリースパーティーを予定しており、同曲を演奏する。みぃちゃんは「曲に合わせ、体や顔のエクササイズになるような振り付けを考えている。子どももまねしたくなる要素も盛り込んだ。みんなで一緒に踊れたら。準備ができたらユーチューブでも公開予定」と話す。

 三上さんは「まずはCDを手にとって曲を聴いてほしい。ゆくゆくはSNSの投稿で使えるようにしたり、サブスクなどでも配信したりして、多くの人にこの曲が届けば」と期待を込める。

 CDは初回生産分として100枚を店頭で販売。価格は1枚2,000円。初回特典として、みぃちゃんが選んだ直径20センチ弱の皿が1枚付く。10月5日に行われるリリースパーティーは18時開場、19時開演。参加費3,300円(食事付き)。要事前予約。

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