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秩父のアマチュア写真家14人が写真展 CFで協力呼びかけ

ポスター写真(撮影:@yuku_darino)

ポスター写真(撮影:@yuku_darino)

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 秩父地域在住の写真家14人が「『#ちちぶ乾杯共和国 写真展』 秩父を日本が世界に誇る写真の聖地にしたい」と題し、クラウドファンディングで協力を呼びかけている。

広報を務める林竜汰さん

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 比与志旅館(秩父市野坂町)3代目支配人の前川拓也さんが昨年8月、インスタグラムで秩父地域をテーマにしたフォトコンテストを開いた。「#ちちぶ乾杯共和国」のハッシュタグを付けて応募された作品は現在までに1万件以上。その中から前川さんが声を掛けた写真家9人が4月、第1回写真展を「ギャラリーかみいし」(宮側町)で開いた。

 今年10月に第2回写真展を開催予定で、メンバーを増やし14人の写真家が参加予定。クラウドファンディングで集まった資金は、会場準備費や広告費、今後の活動の資金に充てる。

 同展に参加し広報を務める林竜汰さんは小川町出身で、「そば処はやし」(長瀞町長瀞)の3代目。在学と就職のため埼玉を8年離れていたが、2020年6月に父の実家であるそば店を手伝うために移住した。移住後はインスタグラムで秩父地域のグルメや観光スポットの情報を発信。約2年間で秩父地域の飲食店を270店以上、観光スポットを120カ所以上、紹介してきた。同コンテストも、その経験を生かして応募したという。

 「スマートフォンで写真をよく撮っていたが、インスタグラムがきっかけでカメラを持つようになった。SNSを通じて知り合った人も多く、飲食店の紹介をすることで店の人とも交流が生まれた」と林さんは振り返る。

 「インスタグラムでスタートしたフォトコンテストがリアルの写真展に展開したり、ネットとリアルの融合ができたりするのも面白い。複数の写真家と同じ気持ちで秩父の良さを伝えていければ」と期待を込める。

 写真展は10月3日~16日、「ギャラリーかみいし」で開催予定、入場無料。写真家14人が風景やスナップ、ポートレートや食べ物など、それぞれが思う「ちちぶ乾杯共和国」を表す写真を展示する。

 支援金額は1,000円からで、リターンには、イベントポスターへのクレジットのほか、写真展ポスターや2023年ポスターカレンダー、お礼のメッセージ送付などを予定する。プロジェクトはクラウドファンディングのサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で公開。8月22日まで。

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