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皆野のピザ店主、世界大会デザートピッツァ部門で2位に 店で提供も

大会での受賞を示す賞状やトロフィーを手にする葭田さん(右)ら

大会での受賞を示す賞状やトロフィーを手にする葭田さん(右)ら

 皆野町金崎のピザ店「PIZZA AROMA(ピッツァ アロマ)」店主の葭田(よしだ)佑介さんが、イタリア・ローマで9月29日・30日に開かれたピッツァの世界大会「PIZZA WORLD CUP 2026 ROMA」に出場し、「デザートピッツァ部門」で世界2位、「クラシカ部門」で世界5位に入賞した。同店は葭田さんの帰国後、10月9日に通常営業を再開した。

世界大会のデザートピッツァ部門で2位に入賞したピッツァ

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 葭田さんは同大会で、「マルゲリータ」「マリナーラ」「カルツォーネ」「ヴィーガンピッツァ」など9部門にエントリーした。葭田さんによると、デザートピッツァ部門は食材の管理や輸送が難しく、日本人職人が上位に入るのは難しいという。大会前にはナポリでアパートを借り、3日間かけて現地で食材を調達し、粉や生地の仕込みをして大会に臨んだ。

 世界2位となったデザートピッツァは、チーズクリームやカマンベールチーズ、リコッタチーズと桃を合わせたソースをベースに焼き上げ、桃のコンポートや伝統菓子「アマレッティ」、ピスタチオ、フレッシュミントなどをあしらった「桃のピッツァ」。桃は日本産のものを現地に持参した。世界5位となった「クラシカ」は、有機サンマルツァーノトマトソースをベースに、アンチョビーやプチトマト、ブラックオリーブ、ケッパー、松の実、レーズンなどを組み合わせた。

 葭田さんは「デザートピッツァ部門で世界1位を目指していたので、うれしい反面、悔しさもある。大会前に現地で粉や食材を調達して挑んだ今回の経験は大きな収穫になった。世界大会に出る度に新しい発見と成長があるので、今後も国内外を問わず大会に挑戦したい」と話す。

 同店では通常もデザートピッツァを扱っているが、現在は世界2位に入賞したデザートピッツァ(1,600円)を店頭でも期間限定で提供している。10月末までの予定で、現地で仕入れた素材などがなくなり次第終了する。来店客で東京都足立区から訪れた小粥(おがい)さんは「ピザというより上質なデザートで、ケーキを食べているような感覚があった。ほかの果物のピッツァも食べてみたい」と話す。

 同店は公式ECサイトで「ちちぶストロベリーロゼ」などの冷凍デザートピッツァを全国に販売している。今後はフリーズドライ機材を導入した商品の開発・販売や、自宅でイタリアンを楽しめる動画コンテンツの配信も予定する。

 営業時間は11時〜14時、17時〜21時。水曜・木曜定休。