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小鹿野で秩父出身の津軽三味線奏者らによる演奏会 130人の観客を魅了

(右から)鈴木松哲寿さん、小林輝準さん、みづきさん

(右から)鈴木松哲寿さん、小林輝準さん、みづきさん

 小鹿野町の原島達明さんが自宅の車庫を改装したホール「Hall Reisui(ホール・レイスイ)」(小鹿野町三田川地区)で10月17日、津軽三味線奏者による演奏会「三者三様 三味線の競演」を開いた。秩父地域出身の津軽三味線奏者・鈴木松哲寿さん、みづきさん、小林輝準さんの3人が三者三様の力強い演奏を披露した。

演奏会のポスター

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 原島さんが年2回主催し、今回で18回目を数える同イベント。コロナ禍の影響による約2年間の休止を経て今年で11年目を迎え、地域に定着した恒例行事となっている。約100人が観覧できる同ホールでは、これまでにもオペラ歌手やピアノ、チェロの奏者らを招いたクラシックコンサートなどを開いてきた。

 津軽三味線の演奏会は今回で3回目。当日は小鹿野町内をはじめ秩父市、長瀞町、埼玉県内外の各地から130人が来場し、ホール外にも席を設けるほどの盛況となった。原島さんは「ホール全体に音色が響き渡る、迫力ある演奏が好評で、毎回多くの人に足を運んでもらっている」と話す。

 原島さんは演奏会の前に、来場者全員に抹茶と「ウチダ製菓」(秩父市大畑町)のサツマイモまんじゅうを振る舞った。「米粉のシフォンケーキ アスコット」(横瀬町)と「ジャム店 ジオジオ」(小鹿野町両神薄)も出店し、地元食材を使ったシフォンケーキやジャムを販売した。

 出演した鈴木さんはNHK紅白歌合戦での演奏経験を持ち、後進の育成にも尽力している。ほかの2人は鈴木さんの弟子で、みづきさんは津軽三味線の世界大会での優勝経験者。小林さんはタレントとしても活動し、小鹿野町の春祭りなどのイベントで腕前を披露している。

 当日は前半50分、休憩を挟んで後半1時間15分の2部構成で行い、「津軽じょんから節」など津軽五大民謡を中心とした楽曲を次々と演奏。息の合った重厚な合奏やそれぞれのソロ演奏を繰り広げ、会場を沸かせた。

 皆野町から訪れた70代女性は「津軽三味線に興味があり、初めて演奏会に来て生演奏の迫力に圧倒された。次回は友達と一緒に来たい」と話していた。

 次回開催は2027年5月15日を予定している。