横瀬町社会福祉協議会が11月15日、町内で体験型婚活イベント「ワインとアートそして食が彩る秋の横瀬で素敵(すてき)な出逢(あ)いを…」を開催する。
同町の婚活イベントは2012(平成24)年3月に始まり、これまで町内の農園で収穫体験やあしがくぼの氷柱などと連動した企画を実施してきた。過去26回で累計85組のカップルが誕生しており、直近では参加者の約半数がカップル成立に至った。
今回で27回目となる同企画は「より幅広い層が参加しやすい、新たな見せ方」を目指し、同町の地域活性化起業人・新井健一さんが企画に加わった。当日はお見合い形式ではなく、町内で活動するワイナリーやアート、ジビエなどの地域資源をテーマに設定。共通の体験や作業を通じて、初対面でも自然に会話の糸口が生まれ、交流を促すプログラムを実施する。
町内にある「Winery Passion(ワイナリー・パシオン)」代表で醸造家の島田美沙さんによる醸造講話とワインのテイスティングを行うほか、狩猟やジビエ加工を手がける「カリラボ」監修のレシピと地域商社「ENgaWA(エンガワ)」が手配した地元野菜などを使ってジビエのドリアや地元野菜のバーニャカウダなどを参加者同士がグループになって調理して味わう。アルコールを飲まない参加者には、今年収穫したばかりの芦ヶ久保産ブドウのジュースも用意。当日はワインとジュースの即売も行う。
「aoiem(アオイエム)」と「TATE Lab.(タテラボ)」の加藤健太さん監修によるアート制作ワークショップでは、木片にインクを付けて版画のように模様を描いていく。「正解のないアート」に触れることで、参加者同士が肩肘張らずに対話を深め、相手の人となりを知るきっかけをつくるという。終盤には一対一の個別トークの時間も設ける。
会場では、町内全7地区(根古屋、苅米、中郷、宇根、川東、川西、芦ヶ久保)にいる結婚相談員のうち数人が見守り役として参加。過度な介入は避けてサポートし、参加者が緊張せずに過ごせるよう環境を整える。
同協議会の石黒ひとみさんは「町内在住者の参加は顔が知られてしまうのではと不安があるかもしれないが、事前の会場公表を控えるなど匿名性に配慮している。相談員が適度な距離感で見守るので身構えずに参加してほしい。身近な場所での出会いの機会として、秩父地域の人にもぜひ足を運んでもらえたら」と呼びかける。
新井さんは「地元に住んでいても、町内で作られるワインやアートの活動を知らない人も多い。ワイン、アート、料理を一度に楽しめる特別な機会として気軽に参加し、横瀬の魅力を体感しながら良い出会いにつなげてほしい」と話す。
開催時間は10時~16時。対象は25歳~50歳位の独身男女各10人程度。参加費は5,000円。専用フォームとメールで10月30日まで受け付ける(男性は10月20日受付開始)。申し込み多数の場合は、町内・秩父地域在住・在勤者優先。