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小鹿野町両神の花しょうぶ園が見頃 花しょうぶまつりは中止に

小鹿野町両神(りょうかみ)の花しょうぶ園で木製歩道と重なる園地

小鹿野町両神(りょうかみ)の花しょうぶ園で木製歩道と重なる園地

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 小鹿野町両神の両神国民休養地の一部にある、花しょうぶ園(秩父郡小鹿野町両神薄)のハナショウブが現在、見頃を迎えている。

小鹿野町両神の花しょうぶ園

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 同園に植えられているハナショウブは、江戸系、伊勢系、肥後系の大きく3つに分類され、交配の仕方や海外育成などを合わせると100種以上ともいわれている。薄い紫から濃い紫、白色や黄色など鮮やかな色彩となっている。1本の茎に2~4の花が咲き、一番先に咲く花を「一番花」と呼び、開花後すぐに花を摘み取り、その後、2番~4番の順に咲き、2~3日で開花状況が変化していくという。

 埼玉県から小鹿野町が委託され、同町高齢者人材センターが管理している同園。「散水は沢水を使っているため水温が低く、一度貯水し夕方くらいから散水を行っている。花は6月のこの時期のみだが、管理は一年中続く。今年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、人が集まる花しょうぶまつりは中止となったが、マスク着用等の感染予防対策に協力いただき、園内散策を楽しんでいただければ」と話す。

 開園時間は8時30分~16時30分。開花状況などは同町観光協会ホームページで確認できる。

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