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小鹿野町役場庁舎解体へ 55年の役割終える

解体を待つ小鹿野町役場庁舎

解体を待つ小鹿野町役場庁舎

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 1966(昭和41)年から約55年間にわたり住民サービスを中心に利用されてきた小鹿野町役場庁舎が4月30日、老朽化による建て替えに伴い閉庁した。6月14日から解体工事に入り、庁舎完成までの間は旧両神村役場の両神庁舎に移動して業務を行う。

立入禁止となった小鹿野町役場庁舎

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 地元写真愛好家の50歳男性は「物心付いたときからこの役場があり、自分の人生とほぼ同じ年月を重ねてきた。婚姻届、出生届など、さまざまな手続きをしてきた建物。この役場が無くなるのは寂しいので思い出を記録していかなくてはと思い、夕焼けを背景に庁舎を撮影しておきたい」と話していた。

 新庁舎は2022年11月、町有林の材木を利用した木造庁舎として完成予定となっている。

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