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秩父ミューズパークで「parkrun」 開始7カ月で地域交流の場にも

parkrunに集った参加者

parkrunに集った参加者

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 秩父ミューズパーク(秩父市田村)で毎週開かれているコミュニティーイベント「秩父ミューズパークparkrun」が始まって、12月で7カ月を迎える。

パークランにウオーキングで参加する参加者

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 parkrun(以下、パークラン)はイギリス発祥のイベント。22カ国で毎週土曜の朝、公園や広場などを会場にして無料で開催している。日本では現在36カ所で行われ、5キロのコースをウオーキング、ジョギング、ランニングのほか、ボランティアや観覧者としても参加できる。「誰でも気軽に参加でき、楽しくフレンドリーな雰囲気」が特徴だという。

 秩父市では5月から、秩父ミューズパークを会場に開催。同園内のパルテノン前をスタートし、イチョウ並木が続くスカイロードを利用して往復2.5キロのコースを2周する。夏はイチョウの新緑、秋は黄色に染まったイチョウを楽しみながら参加できる。

 責任者の松本卓也さんは昨年5月、地元・秩父にUターンし、秩父市地域おこし協力隊員として市の移住相談センターに勤務している。全国のマラソン大会に出場する市民ランナーとしての経験を生かし、ランニングをきっかけに地域や移住者の交流の促進を目指す。

 松本さんは「パークランを開催していなければ出会うこともなかった人たちと出会える。参加する全ての人の新しいつながりが生まれるきっかけになれたら。パークランを通じて地域の人たちと秩父を訪れる人とのつながりの場、地域活性に少しでも貢献できれば」と話す。

 12月9日に行われたパークランで、秩父市在住の参加者は「イベントをきっかけに運動と交流ができるのはうれしい。地元の人や新しい人とつながれるいい機会」と話し、ボランティアのメンバーからは「ボランティアを通していろいろな方と話すことで世界が広がった」「パークランを通じて他地域の方とも交流ができる」などの声も聞かれた。

 開催時間は土曜の8時~。参加無料。事前申し込み不要。

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