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秩父の特産物を使ったチーズケーキ、女子栄養大とコラボ商品化

レシピを開発した米山さん

レシピを開発した米山さん

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 秩父地域おもてなし観光公社(秩父市熊木町)は女子栄養大学(坂戸市千代田)と協力して秩父の特産物を使ったチーズケーキを開発し、1月11日、販売を始めた。

発表されたスティック状のチーズケーキとカップチーズケーキ

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 今回発表したのは、秩父市のブルーベリー・横瀬町の紅茶・皆野町の味噌・小鹿野町の黄金カボス・長瀞町のイチゴを使ったスティック状のチーズケーキ5種と、秩父やまなみチーズ工房(秩父市下吉田)のリコッタチーズを使ったカップチーズケーキの全6品。

 「秩父の水が育んだ特産物」をイメージし、「水」を表す青緑色と、それぞれの「特産物」を表した色がクロスしたデザインをパッケージにしたという。

 レシピを開発したのは同大4年の米山さんで、水戸屋本店(秩父市本町)が監修して商品化した。米山さんはお菓子作りの趣味が高じて、大学の留学制度を利用して製菓専門学校でも学んだ。その経験を生かして今回の商品開発に挑んだという。

 米山さんは「土産品ということで日持ちさせるために水分量を気をつけた。チーズベースでも、それぞれの特産物の味が際立つような分量にこだわり、自宅で何度も試作して味を決めた。1市4町の味が際立った5種類のスティックチーズケーキとリコッタチーズを使ったプレミアムなケーキができたので、多くの方に食べていただければ」と話す。

 今回開発したレシピは秩父地域の旅館や飲食店などの事業者に無料で公開し、地域活性にも役立てられる。

 スティック状のチーズケーキは秩父地場産センター物産館(秩父市宮側町)と水戸屋本店で販売しており、現在行われている西武池袋本店(東京都豊島区)の「秩父グルメマルシェ」でも取り扱っている。同マルシェでは秩父の名産品のほか、「朝採れいちご」「朝産み卵」などを特急ラビューで輸送し販売している。秩父グルメマルシェは1月18日まで。

 リコッタチーズのカップチーズケーキは販売開始日が決まり次第、おもてなし観光公社のSNSで知らせる。

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