食べる 見る・遊ぶ

秩父・御花畑駅近くの書店にドリンクスタンド「ロロ」 発酵ドリンク提供

老舗書店「小石川書店」内にオープンした「drink-stand-lolo」

老舗書店「小石川書店」内にオープンした「drink-stand-lolo」

 秩父鉄道・御花畑駅近くの「小石川書店」(秩父市東町)内に「drink stand lolo(ドリンクスタンド ロロ)」がオープンして、5月11日で3カ月がたった。1964(昭和39)年創業の老舗書店の一角で、発酵マイスターの資格を持つ店主が、こうじを使ったスムージーなどを提供している。

ニンジン・ミカン・イチゴ・バナナ・こうじ甘酒を使用した「オリジナルスムージー」(750円)

[広告]

 看板メニューは、こうじ甘酒を使ったスムージー(650円~)。「オリジナルスムージー」(750円)は、ニンジン、ミカン、イチゴ、バナナ、こうじ甘酒を使う。店主の黒沢菜月さんは3月、日本発酵文化協会認定の「発酵マイスター」の資格を取得した。こうじ甘酒について、黒沢さんは「秩父でこうじ甘酒を使ったスムージーを提供する店は珍しいのでは」と話す。

 黒沢さんは、親族が営む同書店の将来を見据え、「書店が減りゆく中で、ドリンクスタンドを併設することで新しい形を作れないか」と開店を決めた。20代前半に都内で飲食店を共同経営した際の経験を糧に、今回、「自分一人の力で再出発する」という思いを込めた。店名の「lolo」は、自身の名字にちなんだ「クロ」という案も出たが、最終的に弟の提案を採用。ロゴには砂時計をあしらい、オンとオフの切り替えを表現している。仕事中心だった過去の生活への戒めとともに、「ドリンクを飲む時間が、お客さまにとっても気持ちを切り替えるきっかけになれば」との思いを込める。

 小石川書店には、秩父の歴史や観光に関する本も多くそろう。黒沢さんは「書店も、本を通じて旅行や喫茶店など非日常の世界に触れることができる場所。ドリンクと本の相乗効果を生みたい」と意欲を見せる。オープンから3カ月がたち、当初は書店の常連客が中心だったが、現在はSNSを見た若年層や観光客など新規客の来店も増えているという。

 今後は発酵に関するワークショップや新メニューの開発も予定する。黒沢さんは「年配の男性が興味を持って飲みに来てくれたり、高齢者が健康目的で来店してくれたりするのもうれしい。発酵の魅力を広めながら、書店との良い関係を築いていきたい」と話す。

 営業時間は9時30分~17時30分。月曜・金曜・日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース