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祖父が残した小鹿野町の「しいたけ栽培用ハウス」で身体表現パフォーマンス

リノベーション前の「しいたけ栽培用ハウス」でパフォーマンスする「TOMONORI MURAOKA」さん

リノベーション前の「しいたけ栽培用ハウス」でパフォーマンスする「TOMONORI MURAOKA」さん

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 身体表現パフォーマンス「山に、生きる。」が9月18日、小鹿野町河原沢のしいたけ栽培用ハウスで上演される。

リノベーション中のしいたけ栽培用ハウスを背景に「TOMONORI MURAOKA」さん

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 身体表現パフォーマンス「山に、生きる。」は、小鹿野町出身のパフォーマー「TOMONORI MURAOKA」さんによるステージ作りと舞台美術・マーシャルアーツ・アクロバットダンスの公開創作を行うプロジェクト。

 自然・動物・人間が共存する様子を「ワークインプログレス」という芸術創作の手法で展開するのが特徴。人々に創作過程を公開パフォーマンス前日の9月17日まで公開し、反応を参考にしながら作品を練り上げていく。

 同所にしかないステージを組み上げ、パフォーマンスを見てもらい、その過程で町の人々と交流して「アートの力で少しでも町に元気を与えたい」という思いから「ワークインプログレス」の形になったという。当日はドローンなどの最新技術で収録を行い、映像作品の制作も目指す。

 ステージとなるのは、MURAOKAさんの祖父が約20年間使い残した「しいたけ用栽培ハウス」で、後継者も無く、屋根は朽ち、草木が生い茂っている状態で、新しい形で残し自然と人間が寄り添って生きていけるように現在、MURAOKAさんがリノベーションに取り組んでいる。8月末に完成し、9月上旬の練習開始を予定している。

 9月30日までクラウドファンディングも実施しており、既に目標金額の20万円は達成しているが「より良い作品にするため」、さらに50万円の目標金額を設定して取り組んでいる。

 「小鹿野町の素晴らしさを、パフォーマンスを通して少しでも盛り上げ、このプロジェクトを成功させたい」とMURAOKAさん。今後も小鹿野町で、さまざまな企画に挑戦していきたいと言う。

 公開パフォーマンスは16時から。公演と公開収録を含めて約1時間20分で開催予定。雨天・強風時は翌19日に延期。

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