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皆野町で4年ぶりの「ふれあいまつり」 健康チェックやパフォーマンスも

イベント当日にパフォーマンスを行う「ちちぶ工芸舎」の根津さん

イベント当日にパフォーマンスを行う「ちちぶ工芸舎」の根津さん

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 「みんなの皆野ふれあいまつり」が10月29日、皆野町役場駐車場(おまつり広場)と文化会館で行われる。農業祭、商工祭、文化祭、健康祭りが一体となったイベントで、4年ぶりの開催となる。

過去のイベントの様子

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 当日は30以上の団体や事業者が出店を予定。無料配布の天ぷらやポン菓子をはじめ、けんちんうどんや芋田楽、みそぽてサブレやマイタケの販売、包丁研ぎやまな板削りの出店、住宅相談コーナーなども設ける。

 役場内ロビーでは歯科検診、口腔がん、骨密度測定などの健康チェックを行い、文化会館では写真、水彩画、ペン字、俳句、パッチワークやスカリやクラフトバンドを使った作品、県・町指定の出牛浄瑠璃人形、獅子頭などの文化財の展示も行う。

 フィンランド発祥の木を使ったボーリングのようなスポーツ「モルック」の体験や、子ども向けのアトラクション「ふわふわトランポリン」を用意。ステージでは、太鼓や合唱や弾き語りなどの音楽や、ダンスや太極拳などのパフォーマンスを予定する。

 皆野町産業観光課の柳雅之さんは「みんなの皆野ふれあいまつりは、老若男女問わず地元の人が集まって楽しみながら作っているお祭り。町民の発表の場となり、町で活躍している方を紹介できれば」と話す。

 昨年6月に同町で開業した工房「ちちぶ工芸舎」の根津貴展さんはチェーンソーアートのライブパフォーマンスを行い、木彫り作品を制作する。根津さんは「過去には子ども食堂などでパフォーマンスをしたこともある。その時の経験を生かし、当日はバッテリー式のチェーンソーを使うなどして騒音や排気にも配慮して作品作りを頑張りたい」と話す。

 根津さんは皆野町のふるさと納税の返礼品を制作していることがきっかけて、今回のイベント参加につながったという。「自分としては初めて行政からイベントの誘いが来て、とてもうれしかった。当日は何を作るか内緒で作品作りを進めるので、イベント中に少しずつ何かができていくのを楽しんでほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~15時。入場無料、小雨決行。先着500人にビオラの苗を配布(引換券の配布は11時~、苗の配布は13時~)。

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