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秩父神社境内で「ちちぶむすび市」 伝統芸能披露の場に

秩父屋台囃子も披露される

秩父屋台囃子も披露される

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 秩父神社(秩父市番場町)境内で10月8日、「ちちぶむすび市」が開催される。主催は「日本の祭礼博物館設立準備室」。

昨年行われた、子どもによる歌舞伎披露

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 秩父のさまざまな伝統芸能を披露する同イベント。今回のテーマは「古き良き『ちちぶ』をあじわう」。当日は、獅子舞や巫女(みこ)舞、神楽、屋台囃子(ばやし)に秩父音頭、琴と尺八の演奏などを予定。

 日本の祭礼博物館設立準備室の根岸秀行さんは「秩父は年間400もの祭りがあるといわれているが、コロナ禍や高齢化の影響で存続が難しい祭りがあったり、伝統芸能も発表する機会が減ったりすることから、3年間練習ができない団体も多いと聞く。当イベントでは伝統芸能の発表の場と各祭りの広報の場をつくりたいという思いから企画した」と話す。

 当日は催し以外にも、抹茶と和菓子、駄菓子、きのこ汁などを提供するほか、キッチンカー6台による出店、メンコやこま、だるま落としなどの昭和の遊びコーナーも用意する。根岸さんは「子どもからお年寄りまで、家族3世代で楽しめる内容を考えている。普段の生活から離れ、ハレの日を経験してほしい。古き良き秩父を感じてもらい、秩父の文化財産を再認識して郷土愛を感じてもらえれば」と期待を込める。

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