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秩父のパン工房「ラパンノワールくろうさぎ」が22周年 記念セールも

「ラパンノワール くろうさぎ」を営業する新井さん夫婦

「ラパンノワール くろうさぎ」を営業する新井さん夫婦

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 西武秩父駅から徒歩で7分の場所に位置するパン工房「ラパンノワール くろうさぎ」(秩父市野坂町、TEL 0494-25-7373)が11月6日で22周年を迎える。

「ラパンノワール くろうさぎ」店舗内観

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 元々奄美大島で天然酵母を使ったパン店を約30年前に創業し、奄美の天然記念物「アマミノクロウサギ」にちなんで店名にしたという。奄美大島で4年間営業した後、理想のパン作りを追求するため東京で3年半修業し、1999(平成11)年、生まれ故郷である秩父市に戻り、現在の店を開いた。「第10回カリフォルニアレーズンベーカリー新製品開発コンテスト」で審査員特別賞を、「第13回ウォルナッツコンテストではグランプリ」を受賞している。

 毎年「周年」を記念してセールを行っており、今年も11月6日~11日の5日間(火曜は定休)、大半のパンを10%引で販売する期間中、1000個前後のパンが売れるという。お薦めは「クリームチーズいちじく」パン。クルミとイチジクが入った全粒分・ライ麦粉入りハード生地で、サワークリームをブレンドしたクリームチーズを包んでいるという。

 夫婦と従業員で経営しており、店主で秩父出身の新井さんは午前3時からパンの仕込みを始める。妻で共に店を営む山田ナオミさんは「コロナ禍の中、くろうさぎのパンを買っていただいた方へ感謝の意を込めて、たくさんの人の元にパンを届けたい」と話す。

 営業時間は10時~17時。火曜・金曜定休。

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