食べる

長瀞駅そば店の「秩父味噌ラーメン」が2周年 オール埼玉の食材使う

秩父鉄道グループの「長瀞駅そば店」の店舗外観

秩父鉄道グループの「長瀞駅そば店」の店舗外観

  • 29

  •  

 長瀞駅の駅舎の隣にある「長瀞駅そば店」(長瀞町長瀞)で提供している「秩父味噌(みそ)ラーメン」が2周年を迎えた。

長瀞駅の駅舎の隣にある「長瀞駅そば店」で提供している「秩父味噌ラーメン」

[広告]

 同店が提供する「秩父味噌ラーメン」は、全て埼玉県産の食材にこだわっているのと、秩父名物の「みそポテト」「しゃくしなの油炒め」をトッピングしているのが特徴。いずれも秩父地域の食品メーカーから仕入れている。

 スープのだしとなっているのは彩たまご丸鶏。味付けの決め手となるみそは「新井武平商店『ヤマブ』」が同店のラーメン用に開発製造している特製みそ。麺に使う小麦粉も埼玉県産で、県内で製麺されるストレート細麺を使う。

 トッピングしている「みそポテト」は秩父の「みそポテト本舗」のものを使う。通常のポテト用の甘みそではなく、ラーメンを意識して、こんにゃくおでんに使ってみそをのせている。この「みそポテト」2個がラーメンの上にのっているメニュー写真を見て、卵だと思い注文する客が多く、出されたものが「みそポテト」だと知って驚く客も少なくないという。

 「しゃくしな」は正式名が雪白体菜(せっぱくたいさい)という野菜で、形状がご飯のしゃもじに似ていることから秩父地方では「しゃくし菜」と呼ばれており、秩父の風土に合った代表的農産物。これを塩漬けにしたものが秩父の名産品「しゃくしな漬け」で、その古漬けにしたものをさらに油で炒めたものが「しゃくしな(油)炒め」となる。ご飯によく合う秩父の伝統食品だが、今回はこれをラーメンにトッピングした。他には地元産の白髪ネギもトッピングしている。

 店内はテーブル12席とカウンター12席。セルフサービスで、できあがったラーメンなどはカウンター越しに提供。緊急事態宣言解除を受け、酒類の提供も再開した。

 メニューは、秩父味噌ラーメン、長瀞特製肉そば、天玉そば、とろろそば(以上650円)、天ぷらそば、パレオのカレーラーメン(以上600円)、舟ざるそば(550円)、長瀞舟ざる特製肉そば(700円)、秩父ところ天(250円)、みそぽてと、ホルモン焼きなど。

 営業時間は10時~15時30分。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース