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秩父で新体操国際大会「トコフィット」初開催へ 6カ国165人が出場

(中央)清野市長(右から)浅見さん、磯田さん

(中央)清野市長(右から)浅見さん、磯田さん

 「TOKOFIT(トコフィット)新体操国際大会」の第1回大会が6月27日、秩父市文化体育センター(秩父市大野原)第1アリーナで開かれる。当日は海外6カ国や国内各地から165人の選手が集まり、ジュニアクラス・シニアクラスの競技とエキシビションが行われる。

TOKOFIT 新体操国際大会 ポスター

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 主催は秩父市出身でアメリカ在住の浅見早登子(現姓=カイトリンガー、愛称=トコ)さん。浅見さんは8歳で新体操を始めて秩父第二中学校に進み、2歳年上の磯田由貴さんらと共に「秩父新体操クラブ」で横田容子さんに師事。東京女子体育大学卒業後、青年海外協力隊としてシリアで新体操普及のために活動。2011(平成23)年の帰国後は東日本大震災の被災地である宮城県石巻市と東京を往復しながら、現地へ新体操のリボンなどを持ち込んで子どもの支援活動に従事した。結婚を機に移住したインドやアメリカでも指導を続け、自身のブランド「TOKOFIT(トコフィット)」を立ち上げた。コロナ禍で集団での対面練習が困難になったのを機にSNSで発信を始め、録画審査による国際大会を8年間継続してきた。

 今回の大会は、初めての対面での大会となる。横田さんが昨年末から実現に向けて尽力し、会場確保や広報面などでは秩父市も協力する。地元からも同クラブや、磯田さんが指導する「You & I 新体操クラブ」から計22人が出場する。

 当日、一般的な開会式は行わず、選手が次々と入れ替わるローテーション形式で進行する。9時からのシニア(高校生・大学生)の個人競技を皮切りに、10時50分からは1回目のエキシビションを実施。11時からは2016年~2019年生まれのジュニア、13時からはゲストチームを含む5チームによる2回目のエキシビションを行う。13時30分からは2014年・2015年生まれのジュニア、16時からは2012年・2013年生まれのジュニアの部へと続く。各部門の競技終了後には随時、表彰式を行う。

 今大会では、浅見さんがアメリカで経験した審判システムを導入する。通常、日本では各チームが審査員を帯同し、所属選手以外を審査する方式を取るが、独立した審判制を敷き、詳細な採点フィードバックを全選手へ提供する。「フィードバックは次の練習に生かせ、個人の能力を公平に評価することで次世代の選手の育成につなげ、才能の発掘を図る」という。

 会場の2階席周辺には7店が出店し、飲食や名産品、新体操の専門グッズを販売。新体操姿の「ポテくまくんアクリルキーホルダー」や秩父夜祭をイメージした木札などの限定土産品のほか、理学療法士3人による無料のトレーニング相談ブースも設ける。

 磯田さんは「挑戦する後輩の姿に刺激を受ける。外部からの具体的なフィードバックがもらえることは少ないので、こういう取り組みはありがたい。トコちゃんが発信してくれていることは、指導者や選手にとってもとても勉強になる」と話す。浅見さんは「育ててもらった地元への恩返し。長くクラブを守ってくれた先生や仲間がいるからこそ形にできる。新体操を通じて秩父の観光や地域貢献につなげたい。今後は地元企業との連携も深め、毎年継続していきたい」と意気込みを見せる。

 入場は無料で、9時~20時ごろまでの時間内は自由に入退場できる。

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