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寄居町で女性作家3人による「詩と版画と切り紙作品展」

左上から「鳥と読書」「クリスマスの準備」「マッチ売りの少女」「ブレーメンの音楽隊」「森の動物たち」

左上から「鳥と読書」「クリスマスの準備」「マッチ売りの少女」「ブレーメンの音楽隊」「森の動物たち」

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 寄居町の切り紙作家・室岡昭子さんと版画作家・はんこのこまちさん、桶川市在住の詩人・石渡紀美さんによる三人展「詩と版画と切り紙作品展」が10月6日から、寄居駅南口駅前拠点「Yotteco」で開かれる。

版画の制作風景

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 室岡さんとはんこのこまちさんの子どもの保育園が一緒だったことや、はんこのこまちさんが石渡さんの詩集の挿絵を担当したことなどから3人は知り合った。コロナ禍で個展もなかなか開けなかったが、今年になって寄居町に展示などもできるYottecoができたことから、室岡さんが2人に声をかけ、初めての三人展を実現させた。

 展示では、室岡さんが二つ折りや六つ折り、八つ折りにして切って開いた左右対称の切り紙など約60点を展示販売する。花や動物をモチーフにした作品を中心に、グリム童話の「ブレーメンの音楽隊」や「赤ずきんちゃん」などの物語の作品もあるという。

 はんこのこまちさんの作品は、A5~はがきサイズ、手のひらサイズの版画、手彫りのはんこも展示販売する。寄居町風布の植物や、そこで見られる生き物などを組み合わせたものが多い。カレンダーや手ぬぐいも販売する。

 石渡さんは詩集「ハロー、ネイバーズ」「『ママは、バラの花が好きだな』と彼女は言った」などを展示販売するほか、7日14時~と8日13時~、詩の朗読会(参加無料)を行う。

 開催時間は9時~18時(6日は12時~、11日は16時まで)。切り紙体験ができるワークショップ(一部有料)も行う。10月11日まで。

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