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幻の朝顔「団十郎」 かわはくで鉢植え講習会

7月中旬から下旬にかけ、えび茶色の大輪の花をが咲く

7月中旬から下旬にかけ、えび茶色の大輪の花をが咲く

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 幻の朝顔と呼ばれる「団十郎」の鉢植えを行う講習会が6月4日、県立川の博物館(寄居町小園、TEL 048-581-7333)ファミリー広場で行われる。

でき上がった朝顔の鉢植え

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 「団十郎」は直径12~15センチの大輪の朝顔で、えび茶色の花の色に特徴がある。その色が歌舞伎の市川團十郎が得意とした演目「暫(しばらく)」で團十郎が着ていた着物の色と似ていたことから、この名が付いた。

 寄居町の住民たちでつくる「朝顔『団十郎』を楽しむ会」は、入手が難しく幻と呼ばれる団十郎を2020年から育成しており、地域連携のイベントとして講習会を開くことになった。

 講習会は同会のメンバーが、団十郎について解説した後、朝顔に適した培養土の作り方や鉢の選定、移植の仕方などを体験を交えて説明し、作った鉢植えは持ち帰ることができる。

 同会メンバーで講師を務める宇田川知克さんは「えび茶色の落ち着いた花色で、ライトグリーンの葉とのコントラストが魅力の朝顔。この夏、朝の一輪を愛でるため一緒に楽しみましょう」と呼びかける。

 講習会は10時30分~と13時30分~。参加費は1,000円(材料費含む、入館料別)。定員は各回20人。申し込みは同館のイベント申し込みフォームや電話で受け付ける。

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