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秩父に焼き肉店「KOME to NIKU KIJIMA」 山形牛メインに

KOME to NIKU KIJIMA 外観

KOME to NIKU KIJIMA 外観

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 西武秩父駅から徒歩約3分、国道140号線沿いの場所に9月20日、焼き肉店「KOME to NIKU KIJIMA(コメトニク キジマ)」(秩父市野坂町、TEL 0494-34-9689)がオープンした。一頭買いした山形牛と米をメインに提供する。

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 店主の鬼島さんは神奈川県横浜出身。20年にわたり、飲食店に勤務。会社員時代は、居酒屋、そば店、焼き鳥店、すし店、韓国焼肉店など、さまざまな業態の新店オープンに携わってきた。その後、趣味のスノーボードをきっかけに、山形のホテルで宿泊業も経験した。

 2019年9月には秩父市の起業支援事業「チャレンジショップ」制度を活用して、秩父市役所向かいに牛タン料理やサンドイッチを提供する「LAMP(ランプ)」をオープンし、契約期間満了で今年5月に閉店した。

 鬼島さんは「ランプを営業しながら、卒業後はどこで店を出そうか考えていたところ、『物件が空いているから使ってほしい』と大家さんから手紙が来た。車通りの多い路面店で駅からも近く、卒業後のイメージを固めていった」と振り返る。

 「KOME to NIKU KIJIMA」の店名は、ご飯には肉が必要だという単純な思いで命名したという。肉は前職から16年ほど関わってきた食肉卸業者から山形牛を仕入れ、米は鬼島さんの友人が宮城で作っている「つやひめ」を農家と契約して購入している。

 店内にはテーブル席32席とカウンター席10席を用意。ランチメニューは「山形牛焼肉ランチ」(1,760円)、「牛タンと焼肉ランチ」(1,870円)、「石焼ビビンパ」(880円)。ディナーメニューは「和牛おすすめの盛り合わせ(2枚4種盛り)」「リブロースステーキ100グラム」(以上1,980円)、「学生限定焼き肉セット」(2,750円)、牛や豚のホルモン、チヂミやスープ、テイクアウトの弁当なども用意する。

 「牛を一頭買いしているので部位をバランスよく食べてもらえるよう、並カルビ・並ロース・上・特上の4種類の盛り合わせを1枚~5枚盛りから選べるようにしている。ゆくゆくは、1枚単位で追加注文できるようにしていく」と鬼島さん。「テーブルも席も広くとって、各席にコンセントやWi-Fiも用意しているので、ゆっくりしてほしい。カフェメニューも考案中なので、さまざまな使い方をしてもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~15時、17時~23時(月曜は11時~15時のみ、土曜・日曜・祝日は11時~23時)。2階席は夜のみ営業。

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