横瀬町の地域拠点「ろっく横瀬」(横瀬町横瀬)近くの畑で5月16日、体験型イベント「ろっく横瀬まつり」が開催される。
同イベントは昨年5月と11月に開催しており、今回で3回目を迎える。これまでは年2回の開催を目標としてきたが、今後は四半期に一度へと開催を増やす予定。1回ごとに大規模な催しではなく、地域住民が季節ごとに集まれる「日常的なハレの日」としての定着を目指す。
当日は、集落支援員や地域おこし協力隊がそれぞれの企画を持ち寄る。元同町役場職員で集落支援員の町田勝一さんは、原木栽培の魅力を伝える活動として、原木シイタケのこま打ち体験を行う。菌床栽培が主流となる中で「原木のおいしさを広めたい」との思いから、体験者はこま打ちをした原木をそのまま自宅へ持ち帰ることができる。同町の「小松沢レジャー農園」から提供を受けた原木シイタケのサンプル配布も予定する。
食のブースでは、芦ヶ久保のマスの塩焼きや、町内で駆除された鹿の「ジビエ鍋」、焼きおにぎりを無料で振る舞う。このほか、木のこま作りワークショップや、町のキャラクター「ブコーさん」の来場も予定している。
子ども用品の交換会では、現金を介さない「物々交換」の形式を初めて採用する。2月と3月に実施した実験的なフリーマーケットを経て、「収益よりも物の循環」を重視する参加者の声に応えて企画した。持ち込みは12時30分までで、1人5点まで受け付ける。
11時からはメインイベントとして、慶応義塾大学大学院の学生と地域の子どもたちが共同制作した100号サイズのアート作品を公開する。作品は、3月の活動の中で足や手などを使って描かれたもので、エリア898のガラス面に約1カ月間、展示する予定。
集落支援員の新堀桂子さんは「地域の方が企画を持ち寄ってくださるようになり、ようやく地域に根付いてきた。イベントが特別なものではなく、子どもたちの日常の一部になっていければ」と話す。
開催時間は10時~14時。参加無料。雨天時は「エリア898」で開催する。