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「日本一チャレンジする町」を掲げる横瀬町、地域商社の創業メンバー募集

募集している地域おこし協力隊の活動拠点となる「チャレンジキッチンENgaWA」

募集している地域おこし協力隊の活動拠点となる「チャレンジキッチンENgaWA」

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 「日本一チャレンジする町」を掲げる埼玉県横瀬町は6月21日、本年度に立ち上げ予定の地域商社の創業メンバーとしての地域おこし協力隊の募集を始めた。

横瀬町の町民と一緒に商品開発ワークショップも開催している

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 地域商社とは、まだまだ知られていないその地域の農産品や工芸品などの地域資源をブランド化して、生産・加工・販売という一連のプロセスを経て、優れた産品・サービスの販路を新たに開拓して地域内外の消費者や企業に販売し、従来以上の収益を生み出すことで、その地域の生産者などに還元していく組織をいう。

 今回は、地域商社立ち上げに当たり、農業、商品開発、マーケティングや組織管理等の業務を行う地域おこし協力隊を若干名募集する。

 富田能成横瀬町長は「地域商社の創業は、官民連携を5年間深掘りしてきた私たちの次なる展開。地域に新しい経済循環をつくっていきたい。横瀬町は埼玉県の秩父地方に位置する人口約8000人の小さな自治体。小さな町から未来を変えるため、この秋に立ち上げ予定の地域商社の創業メンバーを募集する。自薦他薦問わず応募いただければ」と呼び掛ける。

 横瀬町まち経営課の田端将伸さんは「農業と地元農作物を活用した商品開発を行うための募集。これからの日本、いや世界を支える農業からまちづくりを行う。現在8人の地域おこし協力隊が横瀬町で活動している。横瀬町は池袋から特急で72分という近さなのに、都会とは全く違った、のどかな風景と人々の温かさに触れることができる都心近郊の田舎町。実際に現地を見てみたい方や、現在活動中の隊員の話を聞いてみたいという方も、ぜひ気軽に問い合わせいただければ」と話す。

 募集要項はホームページで確認できる。問い合わせは、横瀬町役場まち経営課(0494-25-0112)で受け付けている。

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