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秩父ミューズパークで「黄葉祭」 3キロの通りで500本のイチョウ楽しむ

スカイロードは3キロに渡り500本のイチョウが並ぶ

スカイロードは3キロに渡り500本のイチョウが並ぶ

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 秩父ミューズパーク(小鹿野町長留)で10月12日から、イチョウの黄葉を楽しむ「黄葉祭」が開催される。

キッチンカーは日替わりで、最大15店舗ほどが出店予定

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 秩父市と小鹿野町にまたがる同園は長尾根丘陵に位置しており、約375ヘクタールの広大な敷地を約3キロの「スカイロード」が通っている。約30年前の開園時、スカイロードの両脇に500本のイチョウが植栽されたという。

 同園管理事務所所長の山越正士さんは「イチョウ並木がきれいだったので、15年ほど前、イチョウやカエデの紅葉を楽しんでもらうために黄葉祭を始めた。初めはポスターを作って呼びかける程度だったが、4年ほど前からは秩父地域の店を中心に、キッチンカーなどの出店をお願いしている」と振り返る。

 キッチンカーは日替わりで、最大15店舗ほどが出店予定。昨年からは、秩父の木工製品を扱う事業者も出店。一部の店では、園内で伐採した木材を使って製作したテーブルや椅子なども取り扱っている。今年初の試みとして、クラフトフェアの開催や「日光さる軍団」による猿回しも予定。

 専門員の齊藤勲さんは「イチョウが黄色く色づくピークは10月末~11月初旬ごろ。雨が降るごとに葉の色が変わっていき、ピークを迎えると同時にイチョウは落葉してしまうが、落葉後も黄色いじゅうたんのようで、とてもきれい」と話す。

 山越さんは「今年の黄葉祭は例年より1週間早いスタートにした。黄緑色から黄色く変化していく途中のイチョウを見ながら、飲食や買い物や猿の曲芸なども併せて楽しんでもらえたら。イチョウが落葉する頃には、梅園近くのカエデが紅葉して紅いトンネルのように美しい景色が見られるので、そちらも楽しんでほしい」と呼びかける。

 期間中、各店の出店期間が異なる。キッチンカー=今月12日~11月10日、木工=12日~11月4日、日光さる軍団=26日~11月4日、クラフトフェア=19日・26日・27日・11月3日・4日・9日・10日を予定。黄葉祭は11月10日まで。

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