小鹿野町と明治安田生命が8月31日、小鹿野文化センター(小鹿野町小鹿野)で健康増進に関する連携協定を結んだ。
締結式には、森真太郎小鹿野町長、明治安田生命・岸本司郎常務執行役員埼玉本部長、同社大山晋太熊谷支社長らが出席して協定書に署名した。同社が全国各地で展開する「みんなの健活」「地元の元気」両プロジェクトの一環として、健康に関するノウハウやネットワークを活用し、暮らしを豊かにするためのさまざまな取り組みを町と協働で実施していく。
森町長は「明治安田生命が培ってきた健康増進支援のノウハウと当町の健康づくり事業を連携する中で、町民の健康寿命の延伸により積極的に取り組むことが可能になると期待している」と話し、協定締結を歓迎した。「この協定をきっかけに、さまざまな課題を共有しながら住民サービスの取り組みの協力を賜りたい。健康寿命の延伸を『知る・始める・続ける』をキーワードに、住み慣れた地域で生き生きと暮らし続けることができるよう、さまざまな事業を実践していきたい」とも。
岸本本部長は「健康寿命の延伸の実効性を確保するために、よりきめ細かく地域の皆さまとの交流を深めていく可能性があると考え、各市町村との連携協定を推進している。『地元の元気プロジェクト』では地方創生はもちろん、コロナ危機対応に関する人的、財政的な自治体の支援を行っていく。この度の協定締結を機に、小鹿野町と当社の2つのプロジェクトを協働させていただくことで、森町長が掲げる『文化の香り高く将来に躍動するまち』の実践に向け、微力ながら役に立てれば大変光栄」と話した。