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秩父農工科学高校と秩父ファンクラブ・カメラ部 秩父で合同写真展

秩父農工科学高校 写真部メンバー

秩父農工科学高校 写真部メンバー

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 秩父農工科学高校(秩父市大野原)写真部と秩父ファンクラブ・カメラ部による合同写真展「秩父の魅力再発見~秩父の街並み~」が1月21日から、秩父市内で開かれる。会場は、1月21日=「ユナイテッド・シネマ」ウニクス秩父(上野町)のロビーで、1月23日~2月6日=「秩父地場産センター」(宮側町)2階。秩父の街並みをテーマにした作品約60点を展示する。

秩父農工科学高校 写真部の部長・副部長を務めるのは2年生の3人

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 秩父ファンクラブは、秩父市移住相談センターが中心となり2020年11月に発足。秩父への移住者や、これから移住したいと考えているプレ移住者、秩父のファンなど300人以上が参加している。現地やオンラインでイベントを開いているほか、アニメ好きや酒好きやカメラ好きなどが集まり、それぞれ「部活動」も行っている。

 合同写真展を企画した同センターの松田さんは秩父市の地域おこし協力隊のメンバーでもある。「自分の取り組みたいこととして、『写真』にまつわることをずっと考えながら活動してきた。私自身が移住者であり、秩父で見た自然や街並みはとても新鮮に感じる。地元の高校に写真部があると知り、私や移住者が新鮮に感じている街並みや景色は『地元高校生にどう映るのか』と思ったのがきっかけだった。秩父市内にある2つの高校の写真部員と、秩父に29年ぶりにできた映画館で写真展を企画した」と話す。

 昨年9月に1回目の写真展を秩父高校写真部と合同で行い、250人以上が足を運んだという。「写真部のOBや写真撮影が趣味の人、写真展をきっかけに映画館に初めて入った人など、さまざまなお客さまに来場いただき、『今後もぜひ続けてほしい』などの声をもらった。今はスマートフォンで簡単に写真を撮れるが、写真を印刷して見ることが少なくなったと思う。この写真展から新たな秩父の魅力を再発見してもらえるきっかけになれば」と松田さんは期待を込める。

 同校の写真部には現在48人が所属しており、3人の2年生が中心となって部活動を行っている。部活動は週1回、校内で写真を撮影したデータを互いに公表しているという。

 副部長の江森結香さんは「今まで部員全員で写真を展示できる機会がなかった。多くの人に見てもらえることを考えるとハードルの高さも感じたが、頑張ろうと思った」、副部長の島田壮貴さんは「小さい生き物を撮るのが好きで、大きい街を撮るのに苦労した。自分が暮らす街の光景と、他の人が撮影したものを見ると、写真の角度で見えるものが違うことに気付かされた」とそれぞれ話す。写真は、部員が秩父の街を巡って撮影したという。

 部長の岩田莉音さんは「部員たちで秩父の街に出て写真を撮っていると、建物や街灯などの細かいところも見ることができ、普段暮らしている秩父の魅力を再発見するきっかけになった。ぜひ多くの人に写真展に足を運んでもらい、私たちの写真を見てほしい」と呼びかける。

 展示時間は、10時~16時(秩父地場産センター2階の展示は初日の1月23日は13時から、最終日の2月6日は12時まで)。共に入場無料。

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