寄居町にある「埼玉県立川の博物館」(寄居町小園)の大水車が12月4日から、クリスマスに合わせてライトアップされている。
同館の木製大水車は直径24.2メートルで、日本一の大きさ。1997(平成9)年に造られた初代も直径23メートルで当時は日本一だったが、2004(平成16)年、岐阜県恵那市の道の駅「おばあちゃん市・山岡」に直径24メートルの木製水車ができ、1位の座を譲った。同館の大水車は老朽化が激しくなり動かなくなったことから2019(平成31)年にリニューアル。その際、一回り大きく造り直し、日本一を奪還した。
ライトアップは初代ができた当初から行っていたが、2019年の台風19号で同館の施設が大きな被害を受けたため、2年間休止していた。リニューアル後では初めてのライトアップで、飯能市で育ったヒノキ(西川材)を100本以上使って造った真新しい大水車が金色に輝いている。大水車と共に本館と大陶板画もライトアップしている。
期間中、数量限定でライトアップされた大水車と昼間の大水車のはがきと昼夜をイメージした大水車の缶バッジのセット(400円)を販売している。
点灯時間は16時30分~17時。休館日の月曜は休止。今月26日まで。