「秩父湯元 武甲温泉」「丸山鉱泉旅館」（以上、横瀬町横瀬）、「西武秩父駅前温泉 祭の湯」（秩父市野坂町）が9月2日、合同で「平日湯めぐりスタンプラリー」を始めた。

武甲温泉の鶴見支配人

　4月1日、武甲温泉の経営主体が「温泉道場」に変わった。「おふろから文化を発信する。地域を沸かせ」を掲げる同社は「地域密着、地域活性化」を経営理念としている。経営主体が変わったことをきっかけに、土曜・日曜・祝日に来訪する観光客をメインターゲットにしてきた3施設が「平日の地元客利用を増やそう」と同企画を立ち上げた。

　参加対象者は横瀬町在住・在勤・在学者。期間内に3施設のスタンプを獲得した利用客には、食事の割引券やノベルティーを進呈する。スタンプラリーの台紙は「広報よこぜ9月号」に掲載。台紙をコピーしての利用も可能。ノベルティーは「オープン＆フレンドリースペース エリア898」（横瀬）で受け渡す。

　割引きやノベルティー内容は、武甲温泉＝「平日食事付き入館パック＋タオルセット」の200円割引とオリジナルステッカー、丸山鉱泉＝金券500円券または事前予約制の昼休憩プランで食事の500円割引とロゴ入りフェースタオル、祭の湯＝「平日限定入館＋湯台所定食セット」の200円割引と祭の湯フェースタオル・秩福ステッカー。

　武甲温泉の鶴見信之介支配人は「丸山鉱泉と祭の湯とは、普段はライバル関係でもあるが、平日に地元の皆さんに『もっと利用してほしい』という思いは共有していた。私たちは『地域を沸かす』という理念を大事にしていて、地元の方々を大事にしていきたい。スタンプラリーを楽しんでいただきながら、3つの温泉を利用していただけたら」と参加を呼びかける。

　12月20日まで。