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秩父大滝・栃本にキャンプ場「森と空」 初心者向けに手ぶらセットプランも

ツリーハウスのようなキャンプサイト

ツリーハウスのようなキャンプサイト

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 秩父市大滝・栃本にツリーハウスのようなキャンプ場「森と空」(秩父市大滝 )がオープンして、8月20日で1カ月がたった。

湯屋「月」外観

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 標高750メートルの場所にある栃本集落。奥秩父の山々に囲まれた一角にある同施設。山の斜面に7つのテントサイトを設け、テント場は全てウッドデッキになっている。全キャンプサイトにバーベキューコンロと電源を用意。場内にはシンク4台を備えた洗い場、男女別のシャワーやウォシュレットタイプのトイレがあり、キャンプ場利用者は60分無料で、雁坂嶺や栃本の畑を一望できる「絶景風呂 湯屋 『月』」(要予約)を利用できる。

 同施設を経営する「栃ふさ」社長の丹治洋介さんは東京都在住だが、奥秩父の山々に囲まれた田舎の原風景が広がる栃本にほれ込み、仲間と共に「栃本ふるさとプロジェクト」を2015(平成27)年に立ち上げた。これまで、古民家再生を目的とした民泊施設「甲武信」や一棟貸しの洋風古民家「栃本旅籠 空」、湯屋「月」をオープンし、同施設は3つ目の宿泊施設となる。

 丹治さんは「森の中のツリーハウスのようなキャンプ場で、耳を澄ませるとキャンプ場の下に流れる川の音、小鳥のさえずり、虫や鹿の鳴き声しか聞こえない。各デッキは距離が離れていてプライバシーが守れる。山村の美しい景色と静かな空間の中で非日常を体験できる」と話す。

 キャンプ初心者のために、キャンプ道具が一切いらず、テントを設置する必要もない「手ぶらセットプラン」も用意する。セット内容には、テント、寝具、テーブル、椅子、食器類、「湯屋 月」1回利用料が含まれ、夕食はバーベキュー、朝食は和定食(4,500円~)の食事セットもオプションで用意。丹治さんは「他のキャンプ施設と比べて多少高めだが、キャンプに慣れていない人でものんびりと過ごしてもらえるよう、旅館並みのサービスを提供している」と自信を見せる。

 チェックインは14時~17時、チェックアウトは9時~11時。プランは2種類を用意する。テントなどの装備を持参する人向けの「森のプライベートデッキステイ」は1泊1デッキ=1万円に加え、大人=2,500円/人、 子ども=1,200円/人。「手ぶらキャンプ」は、大人=1万円/人、子ども(小学生まで)=5,000円/人。希望者は秩父鉄道「三峰口」駅まで無料送迎あり。

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