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皆野町で「みなの里山フェスティバル」 「やってみたい」を楽しむ一日に

やってみたいを形にするイベント「さとぴく」が今年も開催される

やってみたいを形にするイベント「さとぴく」が今年も開催される

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 皆野町の「Mahora稲穂山」(皆野町皆野)で10月19日、「アートや遊びを通して『やってみたい』を応援する」イベント「みなの里山フェスティバル~食とアートとピクニック(通称=さとぴく)」が開かれる。

さとぴく2025チラシは長瀞町「UPDRAFT」が作成した

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 同イベントは2018(平成30)年に始まり、参加者の「やってみたい」を形にすることをテーマにしたアートフェス。年齢や経験を問わず、プロもアマチュアも、子どもも大人も自由に表現できる場として開催している。今年からより多くの人が参加しやすいよう、昨年までの「みなの里山アートピック」から名称を変更する。

 実行委員会代表の坂本典明さんは「以前のイベント名では自由参加のイベントかどうか分かりにくいという声を頂き、『みなの里山フェスティバル』に改めた。略称の『さとぴく』は多くの人に親しまれているので、『食とアートとピクニック』を副題に加え、愛称として残した」と話す。

 当日は「さとぴく劇場ステージ」「やってみよう広場ステージ」の2つのステージを中心に、ライブや体験イベントを展開。「さとぴく劇場ステージ」では音楽やダンスなどのパフォーマンスを披露し、「やってみよう広場ステージ」では10時から、秩父地域の土を使った土絵の具で巨大アートを制作する「みんなで作ろう巨大アート」など、来場者が参加できる企画を行う。イベントの締めくくりには、埼玉県を代表する民謡「秩父音頭」を全員で踊る。踊ったことがない人には、スタッフが一から踊り方を教えるという。

 イベント名に加わった「ピクニック」の要素を生かし、今年からピクニックエリアを新設。坂本さんは「Mahora稲穂山はキャンプ場でありながら、多くの人がハイキングにも訪れる場所。気軽に遊びに来て、ピクニック気分で稲穂山を散策してもらえたら」と話す。

 会場内には飲食や雑貨、ワークショップなど約35店が並ぶ「さとぴく商店街」も登場。今年は「昭和100年」をテーマに、メンコや缶ポックリなど昭和の遊びコーナーから、VRゴーグルを使った3D絵描き体験まで、幅広い世代が楽しめるコンテンツを用意。12時30分からは、絵の具入りの水鉄砲で白Tシャツをカラフルに染め合う体験型イベント「ビビッドバンバンビショビショバトル」も行う。昨年は黒澤栄則町長も参加。イベントに参加した同町の東さんは「町長のTシャツをカラフルに染められる日が来るとは思わなかった」と振り返る。

 坂本さんは「毎年、みんなの『やってみたい』を形にして、少しずつ内容も変化している。変わり続ける社会の中で、自分たちもやりたいことを全力で形にして楽しんでいる。今年も一緒に、『さとぴく』を楽しんでほしい」と呼びかける。

 開催時間は10時~17時(9時30分開場)。入場無料。予約不要。

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