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神川町のヤマキ醸造が湯葉料理専門カフェ 「ゆばボウル」メインに提供

「豆冨会席紫水庵」の外観

「豆冨会席紫水庵」の外観

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 しょうゆ・みそ・豆腐などの伝統食品を製造・販売するヤマキ醸造(児玉郡神川町)が経営する「豆冨会席紫水庵」(同、TEL 0274-52-7030)が9月24日、湯葉料理専門カフェを始める。「ゆばボウル」をメインに、コーヒーやケーキなどを提供する。

「ゆばボウル」しろ

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 「ゆばボウル」は、豆庵とうふ工房で朝一番にくみ上げたトロトロの生湯葉とカリカリに揚げた湯葉を、同社の調味料などで作った温かいソースに有機米ご飯と一緒に食べるオリジナルメニュー。新しい湯葉の味わいと食感が楽しめるという。

 同店責任者は「湯葉は豆腐を作る過程でできる温かい豆乳の上に張る薄い膜で、大量には生産できない貴重な食材。原料は『畑の肉』とも呼ばれる栄養価の高い大豆で、良質なたんぱく質を多く含み、古くから精進料理などでは肉の代わりに食べられ栄養豊富な食材として親しまれてきた。湯葉に含まれるたんぱく質量は豚肉と比較しても引けを取らず、それでいて低脂質。魅力たっぷりの湯葉を、もっと日常的に楽しんでもらいたいと思い考案した」と話す。

 「食品メーカー直営店ならではのこだわり、それはできたての一番おいしい状態で出せること。これまで紫水庵として培ってきた和食の心、四季の野菜を生かしたお料理を、これからは『和食』だけに捉われない自由な発想で提供したい。ゆったり寛げる空間で、食事だけでなくティータイムにも利用いただければ」とも。

 営業時間は11時~16時(新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、当面は14時30分までの時短營業)。木曜定休。ゆばボウルをはじめ、提供するメニュー・ドリンク・デザートは一部を除きテークアウト可能。

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