秩父市の東町通りにある英国式パブ「ハイランダーイン秩父」(秩父市東町、TEL 0494-26-7901)が9月11日で2周年を迎えた。
ハイランダーイン秩父は英スコットランドに本店を置く「ハイランダーイン・クライゲラキ」の秩父店としてオープンし、国内では都内に「ハイランダーイン東京・中野坂上」と「ハイランダーイン東京・人形町」の姉妹店がある。
ハイランダーイン秩父は、昭和初期に建てられた古民家を活用し、日本の伝統様式が感じられる建物の外観や室内をそのまま生かしながら、英国の要素を取り入れた雰囲気づくりが特徴。店内ではさまざまなウイスキーやビール、ノンアルコールドリンクと料理を提供する。秩父には世界的に有名なウイスキーの蒸溜所があることから、その土地で飲むウイスキーには蒸溜所の風土や雰囲気ごと味わう楽しみがあるという。
店内には立ち飲み用のカウンター(緊急事態宣言下では6席に区切られている)や座敷スペースに作られたテーブル席など28席があり、昨年2月に市内で開催されたウイスキーのイベントの日には多くの客が訪れ、酒や料理を楽しんだという。
緊急事態宣言下に迎える2周年のため、当日は酒類の提供はできないが、フードメニューを強化しているという。
2周年の限定メニューとして、「ローストビーフ オン ザライス」を9月8日から提供している(無くなり次第、終了)ほか、11日からはプチイベントとして先着順で引ける「くじ」を用意。スコットランドにある「ハイランダーイン・クライゲラキ」のペア宿泊券やフィッシュアンドチップス1年間食べ放題、東京店のビール券などの景品が当たる。
福井雅一店長は「今は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止で外で食事をしたり、お酒を楽しんだりすることが難しい状況だが、できる限りの対策とおもてなしで、パブの雰囲気やおいしいものを食べたりする楽しみは伝え続けていきたい」と話す。
営業時間は15時~23時(土曜・日曜・祝日は12時~)。月曜定休。緊急事態宣言期間中、酒類の提供は無く、20時まで。