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横瀬町のキャラクター「ブコーさん」 15周年記念でグッズ展開など

(左から)まち経営課の大野さん、小池さん、ブコーさん、ENgaWAインターンの橋本さん

(左から)まち経営課の大野さん、小池さん、ブコーさん、ENgaWAインターンの橋本さん

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 横瀬町のイメージキャラクター「ブコーさん」が2月11日で誕生から15周年を迎えたことを記念し、4月5日、「ブコーさん四季トートバッグ」を発売した。これをきっかけに、町外への発信力を強化し、タウンプロモーションを本格的に展開していく。

トートバッグデザイン

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 本年度、同町ではタウンプロモーションを担う地域おこし協力隊1人と集落支援員1人を採用。ブコーさんを活用した情報発信やグッズの制作、LINEスタンプの制作などを通じ、町のPR活動をより効果的に進めていく方針だという。

 ブコーさんを応援するボランティア団体「ブコー応援団(仮称)」の結成も予定。応援団には町内外の人々が参加し、ブコーさんの活動を盛り上げていく。その他、長年活動しているブコーさん自身もクリーニングや修繕を行う予定で、活動の資金調達としてふるさと納税型クラウドファンディングも計画する。

 グッズの第1弾となるトートバッグは地域商社「ENgaWA(エンガワ)」(横瀬町横瀬)が担当し、同社のインターン生・橋本温(のどか)さんがデザインを手がけた。橋本さんは昨年2月、地域おこし協力隊インターン制度を活用して横瀬町を訪れ、制度終了後もそのまま町で暮らし続けている。今回のトートバッグ制作では、町が運営するコミュニティースペース「エリア898」のコミュニティーマネジャーで、まち歩きツアーの企画やテレビ特集への出演などで横瀬の歴史に詳しい大野洋さんから話を聞きながら、町のストーリーを形にしていった。

 「デザインのテーマは『よこぜ入門編』で、四季を意識して制作。バッグに収まりきらないほど横瀬の魅力はたくさんある。かわいいだけではなく、横瀬の魅力の背景まで触れてもらうきっかけになれば」と橋本さんは話す。

 トートバッグには、ブコーさんを中心に町鳥である「カワセミ」、2014(平成26)年から冬に行っている「あしがくぼの氷柱」、県内最大級の棚田「寺坂棚田」、宇根の春祭りで引き回す「笠鉾(かさぼこ)」などをデザインした。橋本さんは「町民にも共感してもらえるよう、細部までこだわって制作した。四季の移り変わりを表現するため、柔らかさを大切にしつつ躍動感のあるデザインに仕上げた」と振り返る。

 発売日の4月5日はブコーさんの誕生日。価格は1,100円。「ENgaWA 駅前食堂」「チャレンジキッチンENgaWA」「道の駅 果樹公園あしがくぼ」などで取り扱う。

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