秩父経済新聞の2024年・年間PV(ページビュー)ランキング1位は、秩父のラーメン店「トリコ食堂」(秩父市阿保町)のオープンを伝える記事だった。
ランキングは、今年1月1日から12月12日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 秩父にラーメン店「トリコ食堂」 元フレンチシェフが開業(8/20)
2. 秩父ミューズパークで「黄葉祭」 3キロの通りで500本のイチョウ楽しむ(10/11)
3. 三峯神社の交通混雑状況、AI活用し可視化へ ネットで確認呼びかけ(2/22)
4. 「秩父夜祭」始まる 屋台・笠鉾巡行に歓声、今年の屋台芝居担当は上町(12/2)
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5. 秩父に県内初の無人車中泊施設 「キャンピングカーで観光も楽しんで」(2/7)
6. 長瀞に無人駅を活用した「瀞場TOROBA」 日本で一番面白い駅目指す(9/25)
7. 長瀞に農家民泊&ファームスタンド「トロコロ」 築100年の古民家を改装(4/12)
8. 秩父のドッグランで「わん’sフェス」 保護犬の譲渡会やしつけ教室も(9/30)
9. 「秩父夜祭」に延べ25万7000人 6基の屋台・笠鉾と冬の夜空に花火(12/4)
10. 秩父神社・妙見の森公園でライトアップイベント「ちちぶ夢あかり」(10/15)
1位にランクインしたラーメン店「トリコ食堂」は秩父市上町出身の中島直紀さんがフレンチレストランで5年間シェフとして働いていた経験を生かし、7月17日にオープンした。
2位は「秩父ミューズパーク」がランクイン。10月12日~11月10日に、3キロに及ぶ通りの両脇にある500本のイチョウの黄葉を楽しむ「黄葉祭」を行った。
3位は上半期ランキングでは1位だった「三峰駐車場等混雑状況可視化ポータルウェブサイト」。三峯神社近辺の交通渋滞の緩和に向け、ネット上で混雑状況を確認できるサイトを2月21日に公開した。
4位・9位は12月2日・3日の平日に行われた「秩父夜祭」がランクインした。どちらも記事を公開してから10日ほどでランクインしており、同祭の注目の高さがうかがえる。今年は6基の屋台・笠鉾が無事に団子坂を駆け上がって御旅所に集まり、延べ25万7000人が祭りを楽しんだ。
5位~7位は長瀞町の施設がランクイン。車中泊施設「RVパークsmart 長瀞~川とSLの郷~」が1月28日に営業を開始(5位)、無人駅の上長瀞駅を活用した「瀞場(とろば)TOROBA」が9月13日にオープン(6位)、「農家民泊&ファームスタンドTorocolo(トロコロ)」が4月6日にこけら落としとなるイベントを行った(7位)。
9位はドッグラン「わん’s広場」がランクイン。10月19日に愛犬と飼い主のためのイベント「わん’sフェス」を行った。
10位は秩父青年会議所が主催した「夜の秩父の魅力」を発信するイベント「ちちぶ夢あかり」がランクイン。10月19日に秩父神社や「妙見の森公園」でイベントを行った。
今年は、飲食店の開業や黄葉、渋滞緩和に向けた取り組みや祭りなど、観光に関わる記事が多くランクインする結果となった。
秩父経済新聞では来年も、秩父地域を中心とした街の変化やイベントなど、地域の話題や魅力を届けていきたい。