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「野菜の日」に野菜が出てくる紙芝居 ときがわ町公民館図書室で壁面展示

ときがわ町の都幾川公民館の図書室に飾られた野菜(831)が出てくる絵本

ときがわ町の都幾川公民館の図書室に飾られた野菜(831)が出てくる絵本

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 埼玉県比企郡ときがわ町の都幾川公民館(ときがわ町桃木)内にある図書室の壁面に8月31日、野菜が登場する紙芝居が展示された。

ときがわ町の都幾川公民館の外観(写真提供=ときがわ町役場)

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 8月31日は、語呂合わせで全国青果物商業協同組合連合会などが制定した「野菜の日」。

 展示作品は、巨大な大根が登場して、おじいさんやおばあさんさんが力を合わせて引き抜く物語を素朴な絵で描いた川崎大治さん作の「おおきなだいこん」や、ジャガイモを独り占めしてポテトサラダばかり食べている王様と、そのジャガイモをかじってしまった虫が登場する様子をコミカルなタッチで表現した中倉眉子さん作、エム・ナマエさん画の「ポテトサラダのすきな王さま」など5作品。いずれの作品にも「野菜」が登場し、物語の中で重要な要素になっている。

 コロナ禍で図書室の利用者が減っている中、今年4月から行われてきた絵本での企画展が好評で、貸し出し数も伸びてきていた。

 一方、従来行って来た館内での読み聞かせがコロナ禍でできない中、こうしたテーマを絞った展示を行い、来館者が紙芝居を選びやすくし、利用者を増やしたい狙いがある。

 1回目の「野菜の日」にちなんだ展示に続き、次回は9月の「動物愛護週間」に合わせた動物の紙芝居を、さらに10月は「アンパンマンの日」に合わせてアンパンマンの紙芝居の展示を計画している。

 ときがわ町生涯学習課の宮寺由依さんは「紙芝居は読み手と聞き手が表情を受け取りながら物語が進むが、コロナ禍で集団での読み聞かせができない中だからこそ、家庭で紙芝居を楽しんでもらいたい。コミュニケーション不足になりがちな今こそ、家庭で紙芝居を楽しんでもらえれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。月曜・祝日休館。野菜が出てくる紙芝居の壁面展示は9月15日まで。

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