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カヌーを使って「秩父さくら湖」のごみ拾い 地域住民と水資源機構が協力

参加者の集合写真

参加者の集合写真

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 「秩父さくら湖ゴミゼロデー2024」が6月4日、秩父さくら湖(浦山ダム、秩父市荒川久那)で開催された。ボランティアメンバーと秩父さくら湖を管理する水資源機構荒川ダム総合管理所職員合わせて16人が参加した。

1日で集まったごみ

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 同イベントは秩父地域住民と水資源機構が協力して湖の清掃を行うイベントで、今年で2回目。同湖でカナディアンカヌーによる自然体感ツアーを行うカナディアンカヌークラブBencher(荒川上田野)の幸田朋子さんが企画した。

 当日のボランティア参加者は、秩父地域に在住で、以前ツアーに参加したことのあるメンバー。操船はカヌー操船歴30~40年以上のメンバー3人が担当した。2人乗りのシングル艇のカヌーを2艇つなげて「カタマラン艇(双胴船)」にし、多くのごみを回収できるような工夫も施したという。

 幸田さんは「秩父さくら湖はカヌーツアーで使っている場所であり、自分たちが利用しているフィールドをきれいにしたいという思いと、湖に対する感謝の気持ちで企画した。ツアー時にごみを拾った経験から、参加者と一緒に湖をきれいにしながら楽しめればと考えた。地域の人にも秩父さくら湖を知ってもらえれば」と話す。

 水資源機構荒川ダム総合管理所の三好久雄所長は「実際にごみ拾いをしてみるとペットボトルや空き缶などが多く捨てられていた。毎年継続してやるべきだと感じた。今後も同クラブと協力して活動をしていきたい」と話す。

 幸田さんは「ごみの量は昨年に比べて少なかった。確実にきれいになっている。来年の開催時にはカナディアンカヌーをはじめ、湖に関わっている方々にも参加してほしい。横のつながりを作っていければ」と今後に期待を込める。

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