秩父鉄道「御花畑駅」が大正ロマン風のデザインにリニューアルし、3月23日に式典が開催された。当日はテープカットや秩鉄太鼓連の屋台ばやし演奏、SLパレオエクスプレスの「お見送り」などが行われ、秩父市のイメージキャラクター「ポテくまくん」も参加した。
今回、同駅が開業した1917(大正6)年の大正時代をイメージした「大正ロマン風」をテーマにした駅舎に改装。駅舎の外装と内装は白色をメインとし、駅開業当時の塗装を再現している。その他、駅名看板や街灯、天井の照明、窓のステンドグラス風の装飾を施した。
主催者あいさつで秩父鉄道の牧野英伸社長は「北堀市長から『秩父の玄関口御花畑駅の駅名にふさわしい形にしたい』と話を頂いた。その考えや熱意に共感し、秩父市と協力してリニューアルに至った」と話す。
秩父鉄道グループ観光統括部の石川菜摘さんは「御花畑駅を玄関口としての役割を担えれば。駅を利用いただき、秩父市街地を回遊してもらえれば。駅のリニューアルを生かし、市民にも観光客にも利用してもらいやすい駅になれば」と期待を込める。
現在、「御花畑駅リニューアル記念入場券」を170円で販売中。売り切れ次第終了。