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空飛ぶランタンが夜空彩る 秩父市立大田小150周年で

200個のランタンを上げた

200個のランタンを上げた

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 秩父市立大田小学校(秩父市太田)の創立150周年を記念したイベント「空飛ぶランタンを飛ばそう」が11月25日、大田地域の田んぼで開催された。大田育成会が中心となり200個のランタンを上げ、幻想的な光景を700人の来場者が楽しんだ。

大田田んぼでは初となる打ち上げ花火も

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 合唱曲「旅立ちの日に」の作曲者、高橋浩美さん(元大田中学校教員、初任が大田中学校)の演奏や、大田小柱地区出身のオペラ歌手、山口由里子さんの歌声が会場を盛り上げた。児童も「ふるさと」や校歌などを歌い、幻想的な雰囲気の中、フィナーレを迎えた。

 最後に、大田田んぼでは初となる打ち上げ花火を上げ、終了とともに「旅立ちの日に」を子どもから大人までが合唱し、中には涙ぐむ人の姿も見られた。参加者の一人は「こんなすてきなイベントが大田で開催されるなんて夢のよう」と話していた。

 同イベント企画担当の島崎孝典さんは「『子どもたちや地域の方が見たこともない景色を見せてあげたい』という、大田育成会の願いがかなった。大田地域も過疎が進み、小学生も88人になった。少しでも地域が注目されて、自分の出身地に誇りを持ってほしい。子どもたちや地域の未来につながるイベントになったのでは」と話す。

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