長瀞町で茶葉や陶器を販売している創業70年の「新井園（あらいえん）」が8年前から併設して営業しているテークアウトの抹茶ラテ専門店「茶夢（ちゃーむ）」（秩父郡長瀞町長瀞、TEL 0494-66-0330）が8月1日、抹茶ラテ「ながとろぴかる」の販売を8月限定で始めた。

定番の抹茶ラテ

　お茶の専門店ならではの抹茶ラテ専門店として、2013（平成25）年の開業当時から暑い時期の1か月間限定で販売しているオリジナルメニュー「ながとろぴかる」は、抹茶に、ほんのり香るココナツをフレーバーに使い、その上にホイップした生クリームとバニラアイス、さらにマンゴーピューレと角切りしたマンゴーをトッピングして「トロピカル」に演出している。商品名の「ながとろぴかる」は「長瀞（ながとろ）」と「トロピカル（とろぴかる）」を掛けている。

　毎年8月だけの限定商品ということで地元では人気が高く、リピーターも多いという同商品。先がスプーン状のストローで歩きながらでも味わえるようにした「ながとろぴかる」は、ココナツやマンゴーなどの食材に合うように独自にブレンドした何種類かの抹茶を使っている。

　新井清文（きよふみ）店長は「何か長瀞らしいものをと試みた結果、この商品になった。抹茶が苦手な人でも楽しめて暑い夏の長瀞にピッタリな『ながとろぴかる』を、ぜひ味わってほしい」と呼び掛ける。

　店内には8席ほどのイートインコーナーもあり、メニューには長瀞を代表する宝登山神社（ほどさんじんじゃ）の名前にちなんだホットサンド「宝登サンド」（350円）などのメニューもある。

　「ながとろぴかる」の価格は600円。営業時間は10時～18時。木曜日定休。8月のみ不定休のため、電話やホームページで要確認。