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秩父さくら湖でカナディアンカヌー体験 秩父エリア在住者は割引も

秩父さくら湖カナディアンカヌーの様子

秩父さくら湖カナディアンカヌーの様子

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 秩父市荒川久那の秩父さくら湖(浦山ダム)で7月18日から、カナディアンカヌークラブ「BECHER(ベンチャー)」(秩父市下影森)が秩父エリア1市4町(秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町)在住者を対象に割引価格でカナディアンカヌー体験を実施している。

絶滅危惧種のクマタカや動物なども観察できる

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 同社代表の松本芳行さんは東京都出身で、自動車用品・アウトドア用品メーカーに29年間勤務。カナディアンカヌー、ギター演奏、作詞・作曲、オートキャンプなど趣味も多い。前職を退社した後、何をしようかと思案していたところ、「秩父さくら湖は人造湖で、大自然や動物と人工物があり、『自然と人間との共生』を考えるきっかけとなればと思い、のんびりと癒やしの時間を味わえ、他に同業者もおらず、湖までのアクセスも良いことから2020年10月に会社を設立して、カナディアンカヌークラブを始めた」と経緯を話す。

 カナディアンカヌーはタンデム艇を用い、必ず中学生以上の2人1組で乗船する。ツアー当日は艇庫集合後、初心者にはパドル操作とカヌーの乗り降り方法を陸上で簡単にレクチャーしてから湖に移動。参加者には、絶滅危惧種のクマタカや動物などが観察できるよう双眼鏡も貸し出す。「湖や大自然が貸し切り状態で、水面を吹く風も涼しく、時間が止まったのかと思えるほど癒やしの時間が体験できる」という。体験者からは、「パドル操作にハマった」「湖上でこんなにのんびりできて良かった」「気持ち良かった」などの声が聞かれた。

 期間中、秩父エリア1市4町在住者は、通常1人6,500円のところ同5,000円で利用できる。申し込みは中学生以上の2人1組で1万円(ツアー当日、免許証等の提示が必要)。8月31日まで。

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