![極上きなこソフトクリームを持つ 井上店長](https://images.keizai.biz/chichibu_keizai/headline/1666937440_photo.jpg)
「ふかや花園プレミアム・アウトレット」(深谷市)に10月20日、「長瀞とガレ」(長瀞町長瀞)の2号店と系列店の「小江戸まめ屋」(川越市)が同時にオープンした。
30~40種類の豆を販売しており、まめたたき棒でふりかけにできる
「地域の食文化をオリジナルアレンジして楽しんでもらう」のが同店のコンセプト。秩父には小昼飯(こじゅうはん)という農作業の合間など小腹がすいたときに食べる郷土料理がある。同店出店に際して、小昼飯をベースにしたフィンガーフードのメニューを検討したという。最終的には店長・井上さんの好きなみそポテトと、「借金なし大豆」を使ったメニューを主に提供することが決まった。
メニューの「ミソポテトwithダブル味噌(みそ)」はジャガイモの天ぷらの上に、甘みそのエスプーマソースをかけて提供する。井上さんは「みそポテトを食べる際、もっとみその香りを感じながら楽しんでもらえるように考案した。みそをそのまま食べると味が濃すぎてしまうが、エスプーマ状にすることで香りが引き立ち味の濃さが和らぐ。みその香りを楽しみながら食べることができる」と話す。「味の研究に4年の年月をかけた」とも。
借金なし大豆を使った「極上きなこソフトクリーム」は借金なし大豆をきなこ状にしてソフトクリームにしている。ソフトクリームの上に、コーンには冷やし焼き芋、カップには花豆をのせる。
30~40種類の豆も販売。季節に応じて豆の種類も変わる。購入した豆をたたいて「ふりかけ」にできるよう、豆たたき棒も用意する。「サラダやみそポテト、ソフトクリームなどにもかけて食べてほしい」と井上さんは話す。
井上さんは「高速道路からだと深谷は秩父・長瀞の玄関口。お客さまが集まるきっかけとなる場所ができたので、当店を通して秩父・長瀞を楽しんでもらい、お客さまが遊びに来るきっかけにつながれば」と期待を込める。
営業時間は10時~20時。