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「会社員ができる地域プロジェクトを考える」 横瀬町でオンラインイベント

横瀬町職員の田端将伸さん

横瀬町職員の田端将伸さん

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 横瀬町で9月20日、「会社員がどのようにしたら地域でプロジェクトが起こせるのか」を考えるオンラインイベントが開催された。ローンディール(東京都港区)が運営する「はみだしの実験室 4th place lab」に横瀬町役場の田端将伸さんがメインゲストとして登壇した。

エリア898でオンライン講演を行う様子

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 横瀬町職員に登壇を依頼した理由は「人口8000人の小さな町であるにもかかわらず、訪れる人が絶えず、『日本一チャレンジできる町』を掲げる横瀬町に関心を持ったこと」がきっかけ。町には、町民だけでなく誰でもチャレンジできる官民連携のプラットフォーム「よこらぼ」があり、「地域で何かやってみたいと思う会社員が、『こんなことをやってみたい』を実現できるきっかけになれば」と企画した。

 当日は30人以上が参加。田端さんが「よこらぼ」の取り組み、住民たちが集まる「エリア898」、交流&宿泊施設「LAC横瀬」、地域商社「ENgaWA」など、地域で行っている取り組みを紹介した後、4th place labを経て地域プロジェクトを立ち上げた3人と共に議論を交わした。

 田端さんは「結局、皆さんがやっているチャレンジは誰のためを思ってやっているのか」と問いかけ、「初めは『自分のために』で良い。自分が面白いと思わないとやりがいもないし、『この地域のために』というだけではうまくいかないことが多い。自分のやりたいことがあって、地域のちょっとした変化になればいいと思うので、大きなことまでは求めてはおらず、小さく始めるといい」と話す。

 参加者の一人は「横瀬町のことは知らなかったが、ネットで検索していたら町や田端さんのことを知った。自分でも地域でチャレンジしたいと思う」と話していた。

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