秩父にある洋菓子店「パティスリールリアン」(秩父市桜木町、TEL 0494-26-6633)が3月25日で5周年を迎えた。
オーナーシェフの山崎正規さんは秩父市尾田蒔出身。調理専門学校卒業後に複数の洋菓子店で計12年間の修業後、同店を2017(平成29)年にオープン。「ジャパンケーキショー東京」マジパン部門では2位受賞の実績を持つ。秩父の自然銅が発見されたことから発行された日本最古の流通貨幣「和同開珎」を模した「和同開珎ドーナツ」なども2021年に商品化した。
「秩父地域を盛り上げるきっかけになれば、という思いからコンテストに出場したり新メニューを開発したりと、開店してからの5年は多くの人に食べてもらおうと走り続けてきた感覚。自分が食べたいもの、食べてもらいたいもの、来店するお客さまが求めているものを見出して、あっという間の5年だった」と山崎さんは振り返る。
同店では5周年を記念してスタンプラリーを実施。来店時にカードを配布し、2回目にカード持参で買い物をするとプレミアムプリン1つを、3回目の来店でショーケース内の好きなプティガトー1つを、それぞれ進呈する。
店を利用する秩父市在住の女性は「パティスリールリアンは内装にも力を入れていて、季節でガラッと雰囲気が変わるので買い物に来るのが楽しい。最近はおいしいだけでなく、かわいいキャラクターものも多い」と話す。
「『おいしい』というお客さまの言葉がうれしく、モチベーションにもつながる。これからもたくさんの方に喜んでもらい、ルリアンらしさを追求しながら、お客さまの笑顔を生み出していきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は9時~19時。火曜定休。スタンプラリーは6月30日まで。